「キラキラネーム」に制限も 要綱案とりまとめ 法制審議会部会
戸籍の名前に読み仮名を付けるための法改正について議論してきた法制審議会の部会は2日、要綱案をとりまとめました。いわゆる「キラキラネーム」について、行き過ぎたものは制限をされることになります。■これまで戸籍には名前の読み仮名が記載されていませんでしたが、法制審議会の部会は2日、行政手続きのデジタル化により読み仮名を記載するための法改正に向けた要綱案をまとめました。■その中では、読み仮名について、「一般に認められているものでなければならない」と規定されていて、行き過ぎた「キラキラネーム」については、認められない見通しです。■ただ、「騎士」(ナイト)のように漢字の意味と外国語に関連があるものなどは認められる可能性が高いとみられています。■一方、「高」と書いて「ひくし」と読むなど、漢字が持つ意味とは逆のものや、「太郎」と書いて「マイケル」など漢字の意味や読み方との関連性がないものなどは認められない可能性があるとしています。■戸籍への読み仮名の記載は、新生児だけでなく、すでに戸籍がある国民も対象で、改正法の施行後1年以内に読み仮名を自治体に届け出ることができ、届け出がない場合は、住民票などの情報をもとに自治体側が読み仮名を記載するとしています。■政府は今国会で改正案を提出し、2024年度の施行を目指しています。(日テレニュース・2023年2月3日 17:24)
一次”キラキラネーム”流行りましたけど、今もつける人いるのかな。
光宙[ぴかちゅう]、一発変換はできなかったけど、候補に上がっててマジびっくり!!
ま、現状では名前は、戸籍法で決められていて、その五十条に以下のようにあります。
1 子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。
2 常用平易な文字の範囲は、法務省令でこれを定める。
「常用平易な文字」とは,戸籍法施行規則60条によると、常用漢字(2136字)、戸籍法施行規則別表に掲げられた漢字、そして、平仮名または片仮名ということ。
つまり読み方については何も規制がないので、”太郎”と書いて”じろう”でもよい。
うちの子も名前をつけた当時、ちょっとキラってると親には感じられたようで、「変な名前」と言われましたが、今となっては毎年ベスト3どころか数年ベスト1位だったりする名前になってしまい、娘の名前は逆に渋めの名前をつけたらここ数年はベスト10に入っちゃう名前になってしまった。
時代が私に追いついてきたんでしょうかww
ちなみに以前うちの子の名付けの由来についてblogで書いています↓
hee.hatenablog.com
間違っても”光宙”がベスト10に入ることはない=唯一無二の名前となるんでしょうし、ベスト10に入る名前はできれば避けたいって気持ちはわかります。私もまさか自分の子供の名前がベスト10常連になるとは夢にも思わなかった。
名付けは、親の気持ちは確かにありますが、将来に渡り責任を持つとても大切なことだと思います。昔は、元服して幼名から諱をつけるなんて習慣もあって小さい頃につけられた名前を変えることはありましたが、今は小さい頃につけられた名前をそのまま大人になっても使うのが普通。
小さい頃かわいかったからやたら可愛い名前をつけたら、おとなになったら気恥ずかしい名前になったなんて人は結構いると思います。
読み方の制限については、色々思うところもありますが、基本は漢字がまずあるのだからその音訓で読めるものにするというくらいの制限はしても良いと思います。
うちの子たちは、自分の名前気に入っていると言ってくれています。それだけでまずは満足です。