日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「「北の国から」で読む日本社会」

「北の国から」で読む日本社会 (日本経済新聞出版)

藤波 匠著・日本経済新聞出版社(日経プレミアムシリーズ)

北の国から」はフジテレビで1980からTVシリーズ、その後ドラマスペシャルとして2002年まで続いたシリーズ。
北の国からTVシリーズ全24話)
北の国から'83冬
北の国から'84夏
北の国から'87初恋
北の国から'89帰郷
北の国から'92巣立ち (前後編)
北の国から'95秘密
北の国から'98時代 (前後編)
北の国から 2002遺言 (前後編)

純(吉岡秀隆)と蛍(中島朋子)という2人の子供を連れて、生まれ故郷の北海道富良野に移り住んだ黒板五郎(田中邦衛)一家を中心に、時代に翻弄されながら自然とともに生きていくことを選んだ五郎さんと子どもたちの物語。

20年以上続いた物語で、俳優さんは変わらず演じられていて、ドラマにも関わらず、まるで黒板一家が本当にいるような錯覚に陥る。

それは、時代に背を向けて生活する五郎さんがある種の”憧れ”の対象であり、その対比として私達がいるこちら側の時代背景が対比として通低音として流れているからに他ならない。

北の国から」関連書籍というのも結構でていて、これはその時代背景についてまとめられたもので、興味深い。

実は脚本の倉本總さんは、「北の国から」の登場人物の歴史をしっかり組み立てられてドラマ作りをしているとのこと。ドラマではでてこない五郎さんが生まれてから東京に出てくるまでの北海道での生活についてもちゃんとある。

そういったキャラクター作りが奥行きのあるドラマになり、「北の国から」が、特に同世代の日本人の琴線に触れる物語になっている所以ですね。
ちなみにカミさんも好きですが、実は亡き義父がかなりこのドラマ好きで、実家にはシナリオ本が全巻有りました。
私も「北の国から」かなり好きなドラマで、DVD全巻持ってますw

見直してみようかな…。

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