南波 永人著・小学館
映画「BLUE GIANT」をピアニスト沢辺雪祈の視点で描きなおした物語。
雪祈のピアノを始めたきっかけを幼少期から小中高、大学に入り大と知り合いその後玉田を加え”JASS”が結成され、最後の伝説のライブまで。
大と出会って以降は、映画でも語られている内容ですが、随所に挿話される雪祈の心情は、「BLUE GIANT」をより深く楽しむ為にとても有意義なものでした。
大の恋愛話(原作にあったけど映画ではオミットされた三輪さんとの失恋の後の新しい恋)は原作にもなく、ちょっと新鮮でしたw
映画公開中なのでラストについては触れませんが、原作未読の人はびっくり、読んでない人は感動に包まれてください。
あと、この映画は是非映画館の良い音響で観てほしい。TVでは魅力半減です。
映画もこの小説もセットでオススメ!