東京ミッドタウン日比谷6F BASE Q HALLで開催中の「江口寿史イラストレーション展『東京彼女』」。
会期が今週末23日までということでした。
ここのところの忙しさで行けず、とはいえ、このままでは残業時間がとんでもないことになりそうだったのでFlexで早上がり(とはいえ16時)してなんとか見に行くことができました。
これまで「江口寿史イラストレーション展『彼女』」として、2018年の金沢から全国各地を巡回しており、東京近郊では、19年7月しもだて美術館(茨城県)昨年10月千葉県立美術館でやったのみ、東京では開催していませんでした。
今回は満を持しての東京開催、なんとか行きたいと思っていましたが、先月から始まったものの仕事が超絶忙しく全然行ってる時間がありませんでした。
今回も決して余裕があるわけではなかったのですが、心身ともに不調で残業時間もかなり多くなっていたので無理して早上がりして見に行くことにしました。
江口寿史のギャグ漫画も好きですが、描く少女は昔から好き。
「すすめパイレーツ」の最後の方から出てくる女の子が可愛いなと思っていたら次の「ストップひばりくん」がまた可愛い。前半は漫画タッチでしたが後半特に女の子はイラストレーションタッチで、表紙絵なんかは超絶可愛い絵柄でした。
未完の「パパリンコ物語」、「エイジ」「エリカの星」とか、この頃から美少女イラストの仕事が多くなってきました。装丁まで工夫されたギャグ短編集(なんとかなるでしょ!とか爆発ディナーショウ)とかは、美少女イラストとギャグがうまく融合されていて今でも名作です。
80年代後半から現在まで様々な媒体で描かれた美少女イラストを一同に集めた展示会。原画はもちろん、拡大し等身大に拡大された少女画はなんとも贅沢な空間です。
これまでの『彼女』展では各地でその場で江口寿史に似顔絵を描いてもらえる日があり、そこでのイラストも展示されていました。
これが実にリアルで可愛くて描いてもらった人嬉しかっただろうなぁ。
江口寿史の描く少女画はリアルでみんな可愛く描かれていますが、特に、日常のふとした時にみせる可愛さをうまく切り取ってるなと思います。絵の巧さもさることながら女性を見る時にその対象の良さをちゃんと発見して絵に落とすことができるのは非凡な才能です。
図録はなく『彼女』のタイトルで出された画集が図録の代わり。5,000円弱ですがこれは近くにおいておきたい一冊ですので迷わず購入。
あとポストカードを買いました。
ひばりくんコンプリート・エディション第1巻のときの表紙のヤツ↓
今玄関に額装して飾っていますw
今週末土日で終了ですが、時間がある人は観ておいて損のない美術展です。
ほんとここのところ倒れそうな勢いだったんですけど、この美術展を見れたおかけでちょっと元気になりました。
美少女みて元気をもらう。すっかりおっさんですww