日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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鈴木静一展 -鈴木静一個展演奏会-

鈴木誠一という名前。どっかで見たことあるなーと思ってたら「ハワイ・マレー沖海戦」「姿三四郎」「加藤隼戦闘隊」「明治天皇と日露大戦争」とかの音楽を作られた人でした。
もともとマンドリン奏者、作曲家として活躍していました。前戦中戦後は、映画音楽を手掛けていましたが、1966年から1980年まで多くのマンドリンオーケストラ曲を作られたそう。

カミさんは高校時代にマンドリンをやっていて、10年くらい前に団体に入り復活して年1回の定期公演をしていました。
今回は、オペラシティでやるとのことでゲスト参加。だってオペラシティの舞台なんてなかなかあがれるもんじゃないでしょ、と。ですので、ギャラが発生するのではなく会費を払って参加とのこと。


今回の演目は、
狂詩曲「海」(1927年、1970年改訂)
ヴェルレーヌの詩に寄せる三楽章(1966年)
音楽物語「人魚」(1966年、1968年改作)
交響詩「維新の陰に」~皇女和宮(1971年)
交響詩「失われた都」(1968年)

120名以上の大編成で、マンドリン(44)、マンドラテノール(24)、マンドロンチェロ(15)、ギター(22)と、コントラバス(7)、と打楽器、パーカッション、管はクラリネットオーボエファゴット、ホルン、それと、ソプラノ歌手によるスキャットと朗読という大編成。
いつもの定期公演は50人くらいで、マンドリンシリーズとギター、コントラバスという編成なので、今回のものはなかなか迫力がありました。

マンドリンって、物悲しい感じで今回の曲も全体的に悲しい感じ。
落ち着いて音楽を聴きたい派の私的には、全然あり。
ま、カミさんがやっていなければ聞く機会もなかったと思います。

以前はいたる所にあったマンドリン部も今はずいぶん減ったそう。
客席も舞台の上も年齢層高い々々w

来月は定期公演。ちょっと楽しみです。