日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

(昨日から公開なのでネタバレなしで)
舞台は1969年、アポロ11号月面着陸で沸き立つアメリカ。インディのもとに自分が名付け親となった旧友の娘ヘレナがアンティキティラのダイヤルを一緒に探してほしいといってくる。アンティキティラのダイヤルは、インディが探し求めた古代の秘宝。対するは、ナチスの残党。魔宮の伝説は秘教集団、クリスタルスカルソ連だったけど、やっぱりインディの敵はナチスがよい。


インディ・ジョーンズシリーズは「最後の聖戦」で綺麗に完結しており、前回の「クリスタルスカルの王国」で、ちょっともういいかなと思っていたんですけど、第1作目からすべて映画館で観ていますので一応最後は見届けないとなって感じ。

「アンティキティラのダイヤル」のモデルとなったのは、ギリシャクレタ島沖の難破船から1901年に引き揚げられてからずっと謎だった「アンティキティラ島の機械」と呼ばれ、2000年前の歯車が組み合わされた機械。かつては”オーパーツ(out-of-place artifacts、発見された時点では製造不可能と考えられる遺物)”と呼ばれていましたが、近年の研究で当時の技術でも作れるものということがわかってます。

十戒を収めた「聖櫃(アーク)」や「聖杯」などの聖遺物とは異なっていると、なんともオカルト色が強くなっていまいち乗れません。やっぱインディは聖遺物を求める方が面白いと思っています。

新キャラクターの活躍もよかったけど、さすがにインディも80歳。80歳であれだけアクションができるのは確かにすごいけれど、若い頃にはかなうわけもなく、”年寄りが頑張ってる”感は否めない。

TVシリーズインディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」で、93歳の隻眼のインディ(ジョージ・ホール演)が出てきますので、TVシリーズも公式とみれば、少なくとも93歳まで生きていることになる。
街角で「昔はよかった」的な口うるさい爺さんになっている姿は賛否両論あり、のちにセルビデオで発売された時は老インディ出演シーンはカットされました。

スピンオフ小説もすでに絶版。今回でハリソンフォードもインディ役は最後。インディが他の俳優で演じられることはないことを考えると、インディジョーンズシリーズの今後がどうなるのか気になるところ。

年齢的な部分でいえば、「ヤングインディ」は別人が演じているので、ショーン・パトリック・フラナリーが演じた21歳以降から、公式の1935年設定の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の35歳以前であれば、他の人が演じても問題はない。その前に、まずはTVシリーズ完全版をblu-ray化してほしい。

さて「運命のダイヤル」。
これまでの4作を観た人は、ハリソン・インディの最後を見守るつもりで、温かい気持ちで見るとよいかと。
インディシリーズを初めて見るのであれば、やはり「レイダース」をお勧めします。

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