YOUTBEで音楽を聴いていたら止まらなくなって、「そういえばこの歌好きだったなー」と思った曲を連続して聴いてました。
いろんな曲を聴いていたんですけど「青春の影」を聴いていたら不覚にも涙。
若い人は知らないかもですが、昔、チューリップというグループがあって1974年6月発売された曲です。
↓これです。
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ボーカルの財津和夫のハイトーンボイスがよいんですわ。
別れの歌とも始まりの歌ともとれる内容ですが、作詞作曲を手掛けた財津和夫によると、「二人の関係が「恋」から「愛」に変わった。ただそれだけ」「単純に、主人公である男の成長を歌にしてみようと思った」「『ただの女、ただの男』になることが確かな幸せにつながると言いたかった」と語っており、『平凡な幸せこそが最高』だと説いた純粋な恋の歌、とのこと。
私的には、お付き合いをしている二人が結婚に進んでいく希望に満ちた歌と思っています。
最後の歌詞、
今日から君はただの女
今日から僕はただの男
は、恋愛という状態からもう一歩進んだ関係になることを示唆しているんじゃないかな。
恋人同士は、お互いを想いあっているものの不安定な関係で、結婚をするのは想いあってばかりもいられず、でも一番に想うのは相手の事。情熱とか一時的な盛り上がりではなく、淡々とした日常を二人で歩んでいく。それを「ただの女、ただの男」と表現していると思っています。日常を幸せに暮らす事は若い頃の熱愛とは違った苦労があります。それを決意した歌かなぁと。
この歌は多くの人にカバーされていて、
西城秀樹/福山雅治/鬼束ちひろ/岩崎宏美/つんく/大友康平/中村あゆみ/荻野目洋子/一青窈/山崎育三郎/鈴木雅之
などなど、30名以上の方がカバーしてます。
今挙げた人のカバー版もYOUTUBEで聴けます。
それぞれ自分の人生を歌詞に重ねているようで、どれも素晴らしいです。
自分もこの歌を唄えるようになりたいと久しぶりに思いました。
前向きな気持ちを持つ事は、うつ抜けの第一歩です。