最近触れてませんでしたが、継続して買ってます。780円だった定価が気が付いたら1480円とほぼ倍。隔月刊だし、今雑誌は売れてないだろうし、そういう逆境の中でしかも”昭和40年”というニッチなところを責めている雑誌なので、昭和40年男(40年早生まれなので、39-40年世代)としては買い支えていこうと思ってます。
今号のテーマは、「俺たちが集めたお宝モノ語り」
コレクションをする、という行為は、特に戦後生まれで昭和50年代くらいの男子に多いと思う。
団塊の世代から30年代生まれは、可処分所得を蒐集にあてる余裕がないまま大人になっていったけど、昭和40年前後生まれが大人になる頃には、バブルも経験し「好きなものには金を掛ける」ことを厭わなくなった。
最近そういう“子ども心を持ち続ける大人”の事を「キダルト」(kids+adultの造語)というらしい。
子どもの頃買ってもらえなかったおもちゃを自分で稼ぐようになって金に糸目をつけずに買い集めるようになる。
かつてあこがれだった超合金ロボット人形が、超合金魂としてよりリアルになって、価格も数万円もするものを躊躇いもせず購入するとか、買ってもらえなかった仮面ライダー変身ベルトもリニューアルして実物に近いサイズとギミックつけてこれまた数万円もするのについ買ってしまう。
私もなんでも手を出している訳じゃないけど、つい買ってしまったもの(すでに予約してまだ届いてないものも…)がいくつかある。完全に「キダルト」ターゲットです。
そういう気持ちが分からないカミさんにはゴミ扱いされます。ベータカプセル(ウルトラマンの変身アイテム、私は新ウルトラマンのを購入1万円くらいだった)見せたら、
「それで、ウルトラマンに変身できるの?できないでしょ、レプリカってゆーかおもちゃだよね、いらないじゃん」
と…。
それをいっちゃーおしまいよ(^^;)。
今号に出てくるコレクターは1個2個じゃない。
ミニカーコレクターの石井さんは1950~70年代のミニカーを4000台、野村義男(よっちゃん)のギターコレクションは最盛期400本を超えてたという。
気持ちはわかる。
しかし物理的に場所を取るコレクションは実は本人も困っていたりする。
かといって、勝手に整理されたり捨てられたりしたら怒るでは済まない。
カミさんからよく言われる。「断捨離とまでは言わないけど、これ以上モノを増やさない。1個買ったら1個捨てる、とか」
なるべく買わないようにしてます。10回中9回はポチるの我慢して、どうしても…って奴だけにしてますが、確かに先立った時、迷惑だよなぁ。

