今週は、土曜日(26日)出張の為、代休をむりやり取りました。
もうロードショウも終わりかけの
「世界の中心で、愛をさけぶ」を遅ればせながら観て参りました。
片山恭一の原作は未読でしたので、先入観なく見れました。
唯、私ぐらいの歳になると、
主人公の高校時代にも、大人になってからも
年齢が離れていて、感情移入しにくかったです。
あ、でも、いい映画ですよ。感動もしました。
でも、こればっかりはしょうがないなぁ。
そうそう、昔の映画のキャッチコピーで、
「読んでから観るか、観てから読むか」というのがありましたが、
もともと読書好きの私としては、「読んでから観る」派だったんですが、
最近は、映画を観る前に原作小説がある場合、読まない方がいいと
思い始めました。
原作を越えたと評価された映画といいうのは意外に少ないと思います。
それは、原作を読んだ時点で、自分の頭の中に
最高の俳優と、最高のセット、スタッフで映画を作ってしまうからです。
だから、ほかの人が原作を読んで解釈し表現された映画は、
自分の頭の中にあるイメージと同じになることはない。
映画を小説化したノベライズ本を除き原作は映画を観てから。
映画を楽しむコツです。