八甲田山の映画は、中1の頃映画館に行ってみました。
その後TV放映も1度は見たと思うので最低2回は観ている。
本好き映画好きの私は大体映画化されたものの原作は読むのですが、
この八甲田山は映画としても好きな作品なのに、
小説は映画を観てから30年近くたって初読という
異例の作品になってしまった。
というのも、『八甲田山』は良くできた映画で
鬼気迫る行軍遭難のシーンが完全にトラウマとなり、
雪山嫌いになってしまったんですね、私。
それでも、『私をスキーに連れてって』で多少は回復したものの
実際にスキーに数回行きましたが、特に夕方暗くなると、
もうスキーなんてやってられない程の恐怖に見舞われたのでした。
あ、で、この原作。
勿論名作です。小説読んでるだけなのに、雪の八甲田にいる感覚を
憶えます。
そうそう、映画『八甲田山』も夏の公開でしたが、
なんか妙に寒気がしたのを思い出しました。
あれ、小説の感想にぜんぜんなってないや。
でも、これは(特に夏に)お勧めの1冊です。
(説得力ないなぁ・・・)