日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

meets!周防監督。

hee2008-04-13

それでもボクはやってない」をカミさんと観にいく。映画は、先日TVでもやっていました。2007年1月公開作品。
今回は、家の近くの「川崎市アートセンター」で聴覚障害者の為の字幕付き上映で周防監督のトークがありました。
周防監督は、一般映画デビューの「ファンシイダンス」から大好きな監督。「シコふんじゃった。」では、どーも見たことあるなぁと思ったら実家の近くでロケされてたりして。
今回は、前3作とうって変わって社会派映画。痴漢冤罪事件を通した司法制度の矛盾を描いている。って書くとなんか難しそう…と思うかもしれませんが、そこはエンターテナーの周防監督、しっかり143分銀幕に釘付けしてくれます。
トークは30分くらいのホントに短い時間。これはゆっくりとロフトプラスワンとかでやって欲しい。
この人ホントこだわりの人。ある意味オタクだよね。
もっとも、こだわりを持った人、いろんなものに興味のある人って話をしていても面白い。

監督作品では、1984年の『変態家族・兄貴の嫁さん』※以降5本しか撮ってない。
願わくば、あと2作くらいは監督して欲しいぞ。


にっかつロマンポルノから出てきた監督は、根岸吉太郎金子修介中原俊崔洋一等々枚挙に暇がない。周防監督もそのひとり。
 デビュー作『変態家族・兄貴の嫁さん』は、小津安二郎監督好きの周防監督が、小津映画のカメラアングル、台詞回しを完全に真似て作ったポルノ映画。話そのものはおもしろくないけど、一見の価値あり!