生きていると、「ちっ」って思うことはホント多い。政治も社会情勢も、いや、もっと身近な、たとえば電車やバスや会社での自分勝手に振舞う人々についても、あらゆる場面で、「ちっ」って思ってしまうのって、誰にでもあると思うし、それは恐らく普通の感情。
でもそういう負の感情に支配されている時って、なにもかもが面白くなくなるし、興味のあることが目の前にあったとしても目に入らなかったりする。かといって、全てを許して笑って済ませるほど心が広いわけでもない40を過ぎても未熟な私としては、やはり負の感情は出来るだけ持たないようにしようと最近心がけています。
「ちっ」って思わないのは無理だし、ましてなんでも「いいよいいよー」なんていうまでに人間的に成長は出来ていませんが、「ま、こういうひともいるよね」位にはなんとか思えるようになってきました。
おそらく、嫌なことや嫌な奴も多いけど、楽しいことや、いい人ってのも間違いなくあったりいたりするし、それって、こちら側の態度や気の持ちようだとも思ったりします。自分が穏やかな人格者になれば、それなりの人が必ず回りに寄り添ってくれると思うのです。
最近、人に恵まれているなぁと思うことが多いです。どちらかというと厭世観の強い私が、こうして生きながらえているのも皆様のおかげではないかと、日々感謝しております。