日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「AV黄金列伝」東良美季を読む。

このblogを定期的に読んでいただいている方には仕事上のお知り合いや、勿論女性がいたりするので、この手の話はいかがなものかと思うんですけど、お勧めなんで書いちゃいます。
暴露しちゃうと、男ってのは、多かれ少なかれAV(アダルトビデオね!)観ています。思春期にレンタルビデオでコソコソと一般の映画に挟み込んで借りたりしたり、映画館の、もぎりのおばちゃんにバレバレなのに、「大人一枚」とか言って、にっかつロマンポルノを観に行ったりした経験があるもんです。
ご多分にもれず、私も好きです。酔っぱらってるから言いますが、大好きといっても過言ではないくらい。でもみんな隠してるだけで同じようなもんだと断言します。
この本は、AV女優、男優と呼ばれる、その手のビデオの、特に80年代から90年代の黎明期に活躍されていた方々(勿論いまだ現役の方もいる)のインタビュー集。
たかがAVでも真剣に取り組んでいる監督、スタッフ、男優女優の姿は決していい加減なものではなくて、女性もAV制作現場の「良いものをつくろう」といった真剣な態度を理解して、AVに参加している。邪なのはむしろそれを単にエッチな気持ちで見ている私たちかもしれない。
AV女優へのインタビュー集は故・永沢光雄さんの「AV女優」「同2」や名前のテロップさえない企画ものと呼ばれる作品に出る女性たちのインタビュー集で最近最新刊を読んだ「名前のない女たち」(3部作・中村淳彦)があるんですが、この本のお勧めのポイントは、AV男優のインタビューも掲載していること。これは他の作品にはありません。
男性も女性も、なぜリスクを承知でAVに出るのか。特に自分とは違う性に対する興味はいまだにつきません。。

AV黄金列伝 (文庫ぎんが堂)

AV黄金列伝 (文庫ぎんが堂)