8月31日。夏休み最終日までに宿題が終わったことなど、自慢じゃないがない。大体、夏休みの終わる1週間前くらいから焦り出すが、結局終わらず、「すいません、家に忘れてきました」とか見え透いた嘘をつく。こうして嘘とごまかしの人生勉強を小学校時代にするわけ。
大人になって、宿題がなくなったかといえば、実はそんなことはなくて、毎日宿題に追われているようなもんだ。課題を与えられたり、場合によっては自分から日限を設定して発信したりして、なんだかいつも宿題と向き合っているような気がする。しかも、数日数カ月で終わるものもあれば中期計画とかいって3年がかりのものもあったり、更に一つの宿題を多人数で解決しなければ行けない場合もしばしば。
結局、学生時代の宿題に追いまくられる経験というのは、社会人になっても全然変わらなかったりする。逃げられるもんなら逃げたいと思うけど、そうすると収入が減ってしまったり、酷い時は収入を得る手段がなくなってしまうこともあるので、逃げるわけにもいかない。
「難しい〜。」といってるうちはいい。「駄目、全然出来ない〜。」といって投げ出す奴。正直むかつきます。私も「わかんな〜い」って言いたい。分かろうとしなければ、何にもわからない。まずは分かろうと努力すること。自分の言葉に置き換えてみること。それすらもせずにじっと時間が過ぎるのを待っていたり、言われたことの意味を理解しようとしない人は宿題から逃げ回ってる小学生以下です。
「分からない」なら「分からない」なりに、何が分からないのか、どこにつまずいているのかだけでも自分の言葉で説明が出来、助けてもらうのって大切。
シンジ君だって、「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ…」って自分に言い聞かせて、お約束通り1話目で訳のわからないロボット(人造人間か)に乗ったじゃん。
許される範囲で遅れても宿題をやろうとする努力。これが大切なことだと思うのです。自戒を込めて。