日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「サイボーグ009」コンプリート

 先日カラオケで「サイボーグ009/超銀河伝説」の挿入歌「さらばとは言わない」が、どこかの部屋で誰かが歌ってるのを聞いて、それがすごくうまかったもので久々に009がみたくなってしまい、TSUTAYAに行くとこれまでレンタルされていなかった「超銀河伝説」と最初のアニメ映画版(1966.67版)がレンタルされていてつい借りちゃいました。

 恐らく、この作品が好きじゃ無ければ、アニメとか漫画を観たり読んだりすることは今以上に少なかったに違いない。ものごころついた時に初めて見たのは、白黒のTV版か最初の映画版だったか。原作はとびとびに読んでいましたが、本格的に集め始めたのは中学生の頃。2回目のアニメ化のちょっと前位から。自分の中で松本零士ブームが一段落し、サイボーグ009がマイブームとなっていました。漫画原作は色々な出版社からいろんな形で出ていますが、ストーリー的には全てフォローできるように全作持っています。
 さてアニメの方ですが、これまで何度もTV・映画化されています。でもサイボーグ009は、決してリメイクではないんですよね。ほぼ原作通り映像化したのは2001年のTVシリーズのみ。他は原作を生かしながら、全てオリジナルのストーリーになっています。歴史的に言うと

・映画/『サイボーグ009』(1966)
・映画/『サイボーグ009 怪獣戦争』(1967)
・TV/『サイボーグ009』(1968)全26話
・TV/『サイボーグ009 』(1979-80)全50話
・映画/『サイボーグ009 超銀河伝説』(1980)
・TV/『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(2001-02)全48話

という感じです。こうして見ると、1965年生まれの私の、人生の節目節目でアニメ化されているのが良くわかります。最初の映画2作は恐らくTVで何度も放送されていたのを観たのだと思う。最初のTVシリーズは本放送で観ていた記憶がある。2回目のTVの時は、14-5歳。確か原作を買い始めたのが中学1年生くらい、再アニメ化の前で、ドラマの入った旧TV版のレコード買ったり、実家の近くにあった東映のアニメショップ「ペロ」に行き、グッズを買い、「東映アニメーションファンクラブ」とかにも入っていました。アニオタに片足突っ込んだのがこの頃ですね。
 そんな頃、「宇宙海賊キャプテンハーロック」の後番組で、009が放映されました。しかも赤いユニフォーム、黄色いマフラー、007は子供じゃなくおっさんという原作に忠実な設定で。
 で、前年の「銀河鉄道999」の後、春「地球へ…」があって、その次に「―超銀河伝説」が公開。高校生の頃でした。体内に原子爆弾を持っている004が爆死するという衝撃の展開にあ然。しかもその004が生身の人間になって復活して2度あ然。更にあれほど嫌っていたサイボーグ体に戻してくれという004の言葉に涙。トンデモ話でした。それでも、新しいスタッフでしかも大きな劇場スクリーンで009の活躍が観れただけで満足。
 最新のTVシリーズももう10年前なんですね。子供もそこそこ成長し、私が好きな昔の作品はあまり見ようとしない子供たちも「サイボーグ009」と「未来少年コナン」だけは、一緒に観てくれました。
 そして、12月には新たな劇場アニメ『009 RE:CYBORG』 が公開されます。キャラクターが現代的にリファインされて、受け入れがたいファンの方もいると思いますが、私的には全然OK。そもそもこれまでのアニメ作品だってどれも原作とは異なってるし。PV貼っておきます↓

 人生の節目節目で忘れかけた頃にアニメ化され続ける「サイボーグ009」。気がつけばアニメ化された作品はすべて手元にあって、いつでも観る事ができます。こんな時代が来るなんて本当に生きていて良かった。