因みに言うと関東大震災からは10日違いですけど90年だったりします(1923.9.1)。
一方は人災、一方は天災ですけど、愛する人を亡くした方にとっては、"突然"であることに変わりなく、怒りのやり場に困るという意味でも一緒かと。
アメリカはまた戦争始めようとしてる。9.11を起こした側は勿論悪いけど、それを誘発させたのはそもそもアメリカのこういう喧嘩っ早い態度だと思う。そういう態度を改めず、攻撃された側にのみ正義があるというのはどうも違うような気がします。往々にして戦争は国内の求心力がなくなった時に国威発揚的にやる場合がある。自国が戦争を仕掛け得るわけにはいかないから、他でやってる戦争に首を突っ込む。そうして軍需産業の景気をよくし、国内産業を活気づかせる。どうもそんな感じがして堪らない。
震災復興は、遅々として進まず。福島の原発事故も終息するどころか、汚染水がドバドバ出て防ぐことすらままならない。こんな中、オリンピックとかやってる場合かという反対意見が出ても仕方ない。オリンピックもまた国威発揚だけれども、会場および周辺のインフラ整備に主として税金が投入される。「震災被害者に希望を」とかプレゼンしてましたが、希望の前に生活をなんとか立て直すのが先じゃない?とか思ってしまいます。いまだに原発で避難している人は実家に戻ることすらできない。恐らく元の土地で生活するのは、何十年も先、下手すると一生戻れない。そういう状況がある中、オリンピックで浮かれている人は一度被災地に行けと言いたいよ。能天気に喜んではいられないと思うんですよね…。