午前じゃないよ。AMラジオ。AMっていうのは振幅変調(しんぷくへんちょう・Aplitude Modulation)の略。音声情報を電波の振幅波を変えて発信する仕組み。と言われてもよくわかりませんね。
車で移動するときとかは専らAMです。会社の車は共有車で恐らくAM派は私だけのよう、家の車もカミさんが乗った後は必ずFMんになっています。
AM好きは昔からで、小学生の頃から9時くらいからの番組を家でよく聞いていました。TBSの「一慶・美雄の夜はともだち」ニッポン放送の「高島ヒゲ武のまだ宵の口」文化放送「吉田照美のてるてるワイド」その後、深夜放送「パックインミュージック」「セイヤング」「オールナイトニッポン」をながら勉強しながら聞いてました。
社会人になってから基本専用車でのセールスだったので、昼間のラジオを移動中に聞いてました。大体は文化放送「吉田照美のやる気MANMAN!」を聞いていましたね。
カミさんに言わせると「内輪受けのおしゃべ利の何が面白い?」ということですが、各番組のパーソナリティが判ると、毎回チャンネルを合わせたくなってしまうのがAMラジオの面白さ。音楽を放送する場合もリスナーからのリクエストが中心で、大体の場合どこどこの誰々さんが追う言う思い出リクエストしたという紹介があったりします。こういう何気ない曲にまつわる出来事がその曲に更に深みを加えていたりして、自分もその想いとか考えに共感することでより曲を好きになったりするということがあります。
最近は年のせいか若い人向けの番組は敬遠傾向で、なおかつ仕事も車よりも電車で移動することが多いのであまりラジオを聴かなくなりましたが、それでも合わせるのはAMラジオが多いです。
新聞のTV欄も昔は地上波欄の下にラジオ欄があって、ラテ欄とかいってましたけど、最近は地上波にBSとあって、1面では納まらず、ラジオ欄は中面のCSとかと一緒の目立たないページになってしまってますのでチェックしてまで聴く機会はなくなりました。
昔はラジオドラマとかすごく好きでしたが、最近はやってるのかな。
何故こんなことを書いたかというと、ここのところ毎週土曜弓道場に行く時にラジオを付けると、竹下景子さんパーソナリティの司馬遼太郎名作選という朗読劇をやっていてつい聞いてしまうから。いいんですよラジオドラマ。TVよりも情景を想像に委ねるので興味がわくのです。
昔に比べて聴く人は少なくなっているに違いないAMラジオ。なくならないで欲しいものです。