ネタがないのではてなのお題に答えてみることにします。
91年だからもう24年も前に結婚をしました。結婚したのが24年前だから、決めたのはそのもっと前、四半世紀も前のこと。
20歳くらいから付き合い始めたので、結婚までは6年かかった。これを長いとみるか否かは意見の分かれるところではありますが、少なくとも結婚を決めるのにそれだけの時間が必要であったわけで。
付き合って5年くらい経って、「もし彼女と結婚しなかったら」と考えたことがある。いろいろときめいて、何度もデートをし、毎日のように電話をし、手紙を交換し、そんなことをしてた5年間。学生時代から社会人になり、時間の使い方も変わり、とはいえなんとなく土曜日はデートを続けていて、お互いのことが徐々にわかってきた。
もし彼女と別れてこれから他の人と付き合い結婚をするとなると、同じくらいの時間が必要だと思いました。若い頃の5年はあっという間のようで結構長い。できれば20歳台で結婚をしたかったことを考えると、実はもうタイムリミットだということに気が付きました。今から考えれば、電撃的に恋愛をし結婚をするなんてこともあったかもしれなかったけど、その時はそう考えたんですね。実際、結婚してから出会った人ですごく心惹かれる人が何人かいました。もちろん何もなかったけど。
結果的に見れば、とりあえず子を2人成し、莫迦だけどぐれもせず素直に成長し、来年は下の娘も成人になり、私たちは銀婚式を迎える。小さな波風はあったけど、致命的なことにはならず、それはカミさんに言わせれば「自分の我慢強さの賜物」らしいけど、私だって少しは我慢してることあるもん。
ただそういう我慢をお互いにできるってことが、夫婦生活にはやっぱり必要なことなんだと思うのです。結局は生まれも育ちも違う他人同士が一つ屋根の下に住むってことは、結構大変なこと。それを自分のやり方ですべて進めようとしたり相手の言っていることに一切耳を貸さなかったりするとそりゃギクシャクもします。好きなことを我慢してまで、また自分の生活スタイルを変えてまで結婚したくないって人がいるのも仕方ないけど、結婚ってそういうもんだと、今更ながらに思います。でもまそうして新しい家庭ができるのもまた事実。
ある程度のことなら我慢できる。それは結婚相手を決めるポイントかもしれませんね。