日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

竿頭一歩

 いやぁ長かった。平成9年に弐段合格して以来20年と半年。やっと卒業です。もっともずっと続けていたわけではなくて、17年くらいブランクがあっての復活なのですが。
 復帰した頃は、すぐに昇段できるだろうと軽く考えていたんですけど、そもそも17年のブランクは基礎から完全にやり直しをしないといけないほど忘却の彼方でした。そりゃそうだわな。その時生まれた子供が高校2年生になるくらいの期間だもの。
 で、基礎教室から再開をして、できる限り週末土日各2、3時間は練習に当ててました。といいつつも仕事が入ったり別件が入ったりで、2週くらいが限度でしたが、それでもせっかく復帰したのだから今回はどんなことがあっても、少しずつでもよいから続けようと、これまでやってきました。

 昇段審査は復帰して1年目の2013年に初めて受けましたが玉砕。以来合計で6回受けていずれも不合格。さすがに根本的に直さないとけないと思い、1年半の受審をスルーしてましたが満を持して申込。とはいえ、11月はとにかく忙しい。と言いつつ、今年度最後の2月の審査は既に出勤が決まっていて受けることができない。というわけで、「何とかなるだろ…」と楽観的に申し込んだのが運のつき。更に体調まで悪くなるというおまけまでついて、案の定、全然練習時間は確保できないわ、学科の勉強も手につかないわ、最悪な状態で当日を迎えました。

 弓道の審査は、現段位取得順に実科、学科を行います。なので実科は最終組(153人中145番目)、学科は午前中最後でした。
 神奈川県地方審査では、学科の問題は事前公開の10問中2問が当日発表されます。
 今回私の回では、「基本動作の留意点について述べなさい」「弓道修練を実生活にどのように応用しているか述べなさい。」の2問。ここはBlogの効用か、キーワードさえ頭に入れておけば、とりあえずB4版1枚を埋めるのはさほど難しいことではありません(笑)。それに、学科があるとはいえ、問題に即した内容を書いてさえいれば学科で落とされることはないとも言われていたので、まずは安心。

 問題は実技。参段は原則として2本中1本は的に入れないと、審査基準を満たさないと言われています。これまでの審査でも毎回2本とも外していたのが不合格の最大の原因(と思ってます)。とはいえ、あくまでも必要条件で充分条件じゃないので、2本中てたら即合格かというとそういうものでもないのが難しいところ。ここら辺が弓道審査の不可解なところですが、審査員の先生に言わせれば教本通りの正しい射になっていないとか、そもそも行射だけでなく、射場に入場したところから退場するまですべての所作が審査の対象になっているとか言われますので、中てる中てないは、全体の中の一部ということになります。

 合格して終わりということでは当然なく、更に茨の道に足を踏み入れたことになります。竿頭一歩、いやいや参段なんて竿の根元みたいなもんですが、また一歩ずつ進みます。願わくば今後の弓道人生が順調に進みますように…。

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