弓道では、「肌脱ぎ」という所作があります。字の通り「和服の袖(そで)から腕を抜いて上半身の肌をあらわに」して射を行う動作のこと。
四段の審査から、着物着用した実科審査になるので、この"肌脱ぎ"の動作が加わります。同様に女性は"襷掛け"の動作が加わり、一段と難しい動作になります。
明日昇段後初めての講習会があります。講習会は主に審査形式で行なわれる為、参段以上は着物着用で臨みます。講習会は三時間程度と短いので、できる限り進行を遅らせない為、多少は予習しないとやっぱまずいよな、と思い、日頃一緒に練習をさせて頂いている上段者の方に連絡をさせていただき、肌脱ぎの予習をお願いしました。
言葉だけではわかりにくいと思いますので、以下youtubeを貼ります↓
見ると簡単そうですが、結構難しいんです。夏は動画の通り素肌露出ですけど、冬は襦袢の下に長袖道着の着用が推奨されていますので、寒さは大丈夫。
片袖を脱ぐだけといえばそれまでなんです。ただ、一つ一つの動作をちゃんとやらないといけないし、一緒に射行する人と合わせないといけない。そのためにはちゃんと動作を覚えないといけない。
新しいことを覚えるのは大変ですが、刺激的です。しかもそれに動作が伴うのって、なんというか、認知症予防には良いなw