ちょっとネタバレ含んでいますので、まだ見ていなくて楽しみにしている人は回れ右してくださいw
NTV系 昨年10月〜12月まで放送されたテレビドラマ。
インフルエンザで出勤停止、一歩も外に出られない為、録り貯まってしまったドラマの消化に当てる。このドラマは半分くらいまでは放映1週間以内に観ていたのですが、11月ごろ忙しくて放置してました。
主演は綾瀬はるか。広末涼子、本田翼がご近所の主婦友さん。3人の住む町内会で起きる事件を、元特殊工作員(!)の綾瀬はるかが闇のうちに解決する、主婦版必殺仕置人みたいな話。違うか。
全10話ながらある程度伏線は回収しているし、なんといっても主演の3人が可愛い。綾瀬はるかのアクションも素晴らしい。硬軟どんな役もこなすいい女優さんになったと思います。
毎回登場する事件に巻き込まれるご近所さんにさほど有名どころを使わないというのも良い。
綾瀬はるかの良さはもちろんなのですが、広末涼子がまた良い。広末って私生活乱れてるっぽいし、実際何を考えているのかよくわからないのですが、こと演技に関してはずば抜けている。真実は分かりませんが、どんなに私生活で乱れていようとも、デビュー当時からの可憐さに寸毫の汚れも感じないのは見事な女優さんです。私生活ではあまりいい噂のない広末ですけど、途切れることなく仕事ができているというのは、実力ある証拠だと思います。
3人の中で最年少の本田翼も可愛い。落ち着いた広末涼子、天然な本田翼、本来は天然枠の綾瀬はるかですが、表はちょっとボケて裏ではスーパーウーマンという役柄がいいコンビネーションになっています。
最後の銃声をどう判断するか物議を醸したしたようですが、もし菜美(綾瀬はるか)を旦那の西島秀俊が殺したとするなら、公安なら消音付の銃でやるだろうし、あえて銃声を出したことで、監視をしているであろう公安当局に知らせるようにして…といった策をとったんじゃないかと。
コメディと純愛と夫婦の様々な問題をいっしょくたにする"幕の内弁当"的な面白さ。続編、映画化は望みませんが、面白いドラマだったとこは確かです。
最近、漫画や小説を原作とするドラマが多いですけど、面白いドラマはTVオリジナルの方が多い気がします。いい脚本家さんがいないわけではないから、安易に原作付き走らなくても面白いドラマができるいい見本です。
もっともブラピとアンジーの「Mr.&Mrs. スミス」(05)のパクリだという声もありますが、うーんパクリという程か…。
キャストもジャニーズや売れ線の女優俳優さんを使わなくても、否、使わないからこそドラマに集中できるというのもあります。こういうドラマからまた新しい俳優さんが出てくるのも楽しみ。
本当はオンタイムで楽しめる余裕があるとよいのですが…。
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