昨日今日と社内研修があった。
30名くらい全員違う部署部門から招集されてましたが、改めて大きい会社だと実感。営業系のブランチ(支社営業所)や商品開発部門は付き合いがあるのでなんとなくやっていることが想像できますが、例えば特許関係だけを扱う部門、工場建設をする部門となると、営業とは直接関わりがない。同じ営業でも海外となると言葉や習慣や、実は製品まで国内のものと異なる。
それが一堂に集まっても普通なら会話が成立しないのですが、それを一つにまとめ上げるのは社是や毎朝唱和している企業理念だということを改めて強く感じました。グループ全体では世界中に数万人いて、当たり前の事ことなんだけど同じ会社であっても一生会わない人がいて、でもそういう人も同じ会社の人って考えるとなんかすごい。
営業とかやってると自分が会社のすべて的な感じがすることがあるけど、そういう周辺のいろいろな事をやってくれる人がいて製品ができて安心して売ることができるんだよなぁ。工場建設を全部建設会社に任せるわけにはいかないだろうし、「下町ロケット」でも話題になる知財、特許なんていうのもそれを専門にやる人は絶対必要。経理、総務あらゆる人が会社を形作っている。
企業理念や社是を「立ち返る場所」と全員が認識しているのもすごい。仕事で悩んだ時、自分の行動が社是に即しているか、自分の選択は企業理念に沿っているか、こういうことを考えて行動することで関係者のベクトルがあっていく。経営者だけでなく、"法人"という人ではないものを形成しているひとりひとりが、そのように行動しているというのも素晴らしい事。だからこそ国内はもちろん世界でも愛される商品になっているんだと思う。
結構うちの会社って自社の商品や会社が好きって人が多い。その好きな会社をお客様にも好きなってもらう、中にいる社員にももっと好きになってもらうというのが、社員それぞれの日々の活動になっている気がします。
長くいれば嫌な事もあるけど、私は自分の会社やそこで作られる製品を誇りに思うし、総じていい会社だと思います。
仕事が好きとかいうのとは別ですけどね。私生活を犠牲にしてまで仕事に没頭するとかは考えられませんがww