来年の12月は平成じゃない。現皇太子が5月に天皇即位、来年の4月には新元号が発表される。
昭和生まれは昭和・平成・新元号の3つの時代を生きることになる。私たちが「明治生まれ、古っ!」って思ってた世代になるというのは感慨深い。間違いなく人口構成ピラミッドの上半分以上になった。
会社で星座の話になり、隣の課の女性が「私も山羊座A型です」と言われたので、何年生まれ?と聞いたら1985年と。昭和60年じゃん。会社でもほとんどが年下という事に今更ながら気が付いた。そりゃそうだわ、あと数年で定年退職なんだから。それにつけても自分の成長のなさはどうだ。
同課のメンバーも私から順に50代、40代、30代、20代と満遍なくおり、当然最年長。でも一番しっかりしているのは20代とゆー。本当に苦労して入社した世代は優秀です。それにつけても今の私たち世代の無能さにはあきれるばかり。
私、社会人になったのは1988年、その30年前は1958年、高度経済成長真っ只中。入社後数年はバブルで仕事も忙しかったけど、仕事外では競うように遊んでいました。正に遊ぶ金欲しさ、遊ぶ為、欲しいものを手に入れる為に仕事をしていた。お金を使うことの罪悪感は皆無でしたねぇ。
私たちが、30年前に入社した上司世代と合わなかったように、私たち世代の成功体験は、今の時代には合わない事を自覚すべきでしょうが、往々にして成功体験は捨てられないもの。気が付けば自分の考えを押し付けたり、「今の若いもんは…」的な愚痴をこぼず。そういうのが嫌だったこともすっかり忘れて自分も老害になっていることに気が付かない人のなんと多い事か。
働き方は時代によって異なる。「営業は足で稼げ」などという時代は終わっているけど、それが判らない上の世代のなんと多いことか。「王様は裸だ」と声を上げて、自分が閑職に追いやられることを気にしてそれに異をを唱えられない中間管理職。私たちの世代は、あと数年で定年なわけで、間違っても社長になんかなれない。そこで保身に走ってどうする!といいたい。
次代を担う人たちが働きやすい環境を作るというのも、私たち世代が最後に残すことができることだと思うのです。。