昔買ってた頃は430-490円だった。今号は1,998円と4倍以上と高いけど、伝説の雑誌”月刊OUT”24年振りに1号だけの復刊、お祭りみたいなもの、縁起物なので買っちゃいましたw
月刊OUT。創刊は1977年5月。サブカル系雑誌として創刊されたものの、第2号で「宇宙戦艦ヤマト」を特集し、雑誌なのに増刷をかけるほど売れて、それ以降アニメ中心の情報誌に。今も残る「アニメージュ」(徳間書店)、「Newtype」(角川書店)「アニメディア」(学研)よりも前の創刊です。
「宇宙戦艦ヤマト」劇場版が公開された1977年からのアニメブームはすさまじかった。
アニメ雑誌も百花繚乱。先に挙げた2つ以外に「アニメック」(ラポート)「ジ・アニメ」(近代映画社)「マイアニメ」(秋田書店)とかも出てました。
1995年5月号で18年の歴史に幕を下ろしたこの雑誌、私も高校時代の1980-82年の3年間は、毎月27日を心待ちにして発売日当日学校帰りに買ったもんです。
今となっては同人誌でしかお目に掛かれない”アニパロ(アニメパロディ)”を堂々と一般誌で載せていたおおらかな時代でした。OUTが”アニパロ”の面白さを全国に広めた功績は大きい。
今回は「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第7章「新星篇」」の公開を記念し、ムックとしてかつての「月刊OUT」っぽい編集でヤマトを特集した全編ヤマトオンリーのOUTになっています。
昔は情報を仕入れるのは雑誌しかなく、真面目に語る「アニメック」、広く一般的な人気作品を取り上げる「アニメージュ」に対して、読者投稿ページも充実していて、お遊び要素満載のOUTは独特の立ち位置でした。
今回はあくまでも「―2202」関連本としての立ち位置ですが、正式復刊しないかなぁ。でも今は権利関係が煩くなっていて、昔みたいなおふざけは出来ないから無理か…。
OUT 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 特集号 (KADOKAWA MOOK)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/02/20
- メディア: ムック
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