日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

復活!「月刊OUT」

OUT 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 特集号 (KADOKAWA MOOK)

 昔買ってた頃は430-490円だった。今号は1,998円と4倍以上と高いけど、伝説の雑誌”月刊OUT”24年振りに1号だけの復刊、お祭りみたいなもの、縁起物なので買っちゃいましたw
 月刊OUT。創刊は1977年5月。サブカル系雑誌として創刊されたものの、第2号で「宇宙戦艦ヤマト」を特集し、雑誌なのに増刷をかけるほど売れて、それ以降アニメ中心の情報誌に。今も残る「アニメージュ」(徳間書店)、「Newtype」(角川書店)「アニメディア」(学研)よりも前の創刊です。
 「宇宙戦艦ヤマト」劇場版が公開された1977年からのアニメブームはすさまじかった。
 アニメ雑誌も百花繚乱。先に挙げた2つ以外に「アニメック」(ラポート)「ジ・アニメ」(近代映画社)「マイアニメ」(秋田書店)とかも出てました。

 1995年5月号で18年の歴史に幕を下ろしたこの雑誌、私も高校時代の1980-82年の3年間は、毎月27日を心待ちにして発売日当日学校帰りに買ったもんです。
 今となっては同人誌でしかお目に掛かれない”アニパロ(アニメパロディ)”を堂々と一般誌で載せていたおおらかな時代でした。OUTが”アニパロ”の面白さを全国に広めた功績は大きい。
 
 今回は「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第7章「新星篇」」の公開を記念し、ムックとしてかつての「月刊OUT」っぽい編集でヤマトを特集した全編ヤマトオンリーのOUTになっています。

 昔は情報を仕入れるのは雑誌しかなく、真面目に語る「アニメック」、広く一般的な人気作品を取り上げる「アニメージュ」に対して、読者投稿ページも充実していて、お遊び要素満載のOUTは独特の立ち位置でした。

 今回はあくまでも「―2202」関連本としての立ち位置ですが、正式復刊しないかなぁ。でも今は権利関係が煩くなっていて、昔みたいなおふざけは出来ないから無理か…。

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