表紙はウルトラの母。最強ですねw
巻頭特集は主にTVドラマやアニメに出てきた母親にスポットライトを当てています。
・水前寺清子が語るドラマ『ありがとう』/山岡久乃との母子関係
・『金八』から学んだオフクロとのつき合い方/中学時代、俺たちと母親の関係は複雑だった
・見栄晴が語る『欽どこ』の母/真屋順子の思い出
・昭和40年男が見てきた昭和の母親像/八千草薫
・少年の心に理想の女性像を刻み込んだ永遠の美女/美しき母メーテル
・その造形はすべての“お母さん”の象徴、そして“昭和の母”の理想像/宇宙大の愛・ウルトラの母
他、「編集部が独断で選んだ俺たちの母100」100人でないのは人間以外も含んでいるから。なんといっても第1位がウルトラの母だし(^_^;)。
昭和40年男の時代は、今より父は父らしく、母は母らしかった最後の時代かもしれない。うちのカミさんとか見ても母って感じないもんなぁ。
連載特集は昭和64年/平成元年。今から30年も前になるんですねぇ。
天皇が崩御して、日本全国喪に服した中での平成の始まりは、今回の生前退位での改元とは全く雰囲気が違っていました。いまだにこれ以上酷い事件はない「女子高生コンクリート詰め殺人事件」もこの年。初代「ゲームボーイ」が発売されたのもこの年でしたか…。
社会人になっていたので、逆にこの頃のTVはあまり印象がない。
昭和40年男につきものの健康講座は「慢性疼痛」。大体この歳になるとどっか痛いもんです。
今号から700円から780円に値上げ。最近1号限り復刊した「月刊OUT」が、1980年3月号表紙で吾妻ひでおが描いた少女に「また値上げしてごめんなさい……でもOUTを見捨てないでね」と書いたことがありましたが、開いてすぐに編集長から値上げのお詫びが載っているのは、なかなか潔くて好感が持てます。大体値上げをする際は編集後記で触れればまだいい方で、ほとんどの場合何も触れない事の方が多い。隔月刊だし、そもそも唯一毎号楽しみにしている雑誌。出版不況の中で定期的に雑誌を発行するのって大変だと思います。単に記憶だけで紙面を埋めることなく、ちゃんと懐かしい人のインタビューやおもちゃを入手してレビューする気合の入れよう。80円程度の値上げで離れる愛読者はいないと思います。
相変わらず興味深い内容でした。
隔月刊行というのもちょうどよい。
安易にwebマガジンとかにならず、このまま紙媒体で続けてほしいなぁ。
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