8月15日正午、大東亜戦争終結ノ詔書が天皇自らの声で放送に乗った。世にいう”玉音放送”。すべての国民が天皇の声を初めて聞いた日。
今日は終戦記念日というが、厳密にいえば「敗戦を認めた日」。終戦”記念って…。連合国側はポツダム宣言にサインをした9月2日が戦勝記念日となっている。
戦後GHQの徹底的な締め付けで植え付けられた自虐史観は、75年経った今でも日本人に深く根付いて、愛国心というと「右翼」とか「好戦的」とか「悪いもの」的な印象を持つ人が多い。おかげで、自分の国が好き、という事すらいえない世の中は正しいのだろうか。
アメリカに宣戦を布告したとされる「真珠湾攻撃」にしても、ちょっと調べればアメリカ巧妙な策略によって「先に手を出させられた」というのが真実であることはわかるけど、それを大きな声でいうのは憚られる。
そもそも世界に台頭してきた黄色人種を目の上のたん瘤と思ってたアメリカが、気持ちを共有できるアングロサクソン、ヨーロッパの国々と結託して、地下資源のない島国の日本を経済的に追いつめた結果発生したのが真珠湾攻撃で、いわば窮鼠猫を噛む的な状況。
列強がアジアをつぎつぎと植民地化して、同じことを日本がやるとよってたかっていじめる。「のび太のくせに生意気だ!」って、まんまジャイアンだよ。
独立国家が戦後75年経っても、いまだにかつての戦勝国の軍隊を駐留させているってことがおかしいってことにいい加減気が付かないと。
戦争という解決手段は国際法に認められていたとしても戦争はいけないこと。それは正しい。戦争を紛争解決の手段として使わないと宣言した憲法九条の理念は決して間違っていない。しかし、大東亜戦争を仕掛けた”日本”が悪かったのかというと決してそんなことはないと思います。
もし戦争をせずハルノートを全面的に受け入れていたら、列強の植民地としてこれまたずっと頭の上がらず、いいように搾取され続ける国になっていた。そんなのは開国~明治維新の時に嫌というほど味わった。だから当時の世界の流れとして富国強兵を推し進めた。
終戦の日は、大切な人を守るために、日本の将来の為に命を掛けて戦ってくれたすべての人に感謝をする日。
「靖国で会おう」といって散っていったすべての英霊に感謝をする日。
毎年この日になると、隣国がいちいち突っかかってくるけど、「大きなお世話」と無視すればよい。国を守るために戦ってくれた人を慰霊するのに神社はダメ、慰霊施設ならよいとか大きなお世話。A級戦犯?東京裁判そのものが戦勝国が敗戦国を裁くという茶番だし、靖国を問題化している国はそもそも連合国側でもないので、口をはさむ権利ありません。大体韓国なんて当時は日本に併合されてたんだから日本側じゃんか。戦後アメリカのおかげでやっと独立できたって歴史はなかったことになっているらしいし。
日本が何故戦争をしなければならなかったのかを、しっかりと教えないと今後も自虐史観からは一歩も抜け出せず、日本を愛さない日本人が量産されていく。
年に一度の8月15日は、戦争で亡くなったすべての人に黙祷を捧げつつ、正しい歴史をちゃんと学ぶ日としたいなと思います。