今日、安倍晋総理大臣が突然辞任を発表しました。
1期目は、混乱の中で1年足らずで辞任、今回は歴代最長が発表されてすぐの辞任となりました。
それまで長い間、日本の首相はコロコロと変わって、世界に対しての影響力は皆無でしたが、安倍首相の長期政権は、少なくとも日本の顔が見えた時代となりました。
2回にわたる消費増税はまだしも、様々な疑惑が安倍首相の周りにあり、挙句の果てにコロナ対策での迷走。田中角栄ほどじゃないけど信頼は徐々に落ちていきました。
それでも、中韓に対する毅然とした態度は、彼が標榜していた戦後レジームの清算の一つとして評価されてもよいと思います。
体調が悪いと正常な判断は下せない。それは一般の私たちも同じ。ある程度の持病を抱えるのは仕方のないこと。それが仕事にも影響が出て辞めても生活できるのであれば一旦治療に専念するのはありです。
内憂外患の継続する中、問題は後継者が誰になるか。
せっかく距離を持つことができている中韓との関係を継続し、アメリカとの関係も独立国同士としてさらに対等になるよう努力して欲しい。
まずは7年8か月、お疲れ様でした。