日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

弓道が好きな理由。

 今日も2時間だけ練習してきました。21中/44射。あと1本で羽分けだったんですが、時間切れ。
 私の弓道歴は、1995年に市の弓道教室に参加をして2年で弐段まで進んだ後、仕事が忙しかったり、子育ての時期だったりして弓やってる時間がなかなか取れなくなり休会。で、落ち着いた2011年に実に14年の休会を経てやっと再開、今年で10年目になります。
 とはいっても、弓が引けるのは毎週末だけ、その週末も休日出勤や別のイベント事があれば練習できなかったりします。なので、引いている本数は本当に少ないです。
 それでも、再開をした時に思ったのは「どんなに忙しくてももう弓はやめない」という事。
 弓道場に行かなくなる期間が長くなればなるほど再開が難しくなってしまいます。それは筋力の問題もありますが、久しぶりに行くことに対して、こころがブレーキをかけてしまうからではないかと思います。
 
 趣味事ですから、やりたいときにやり、やりたくない時はやらない、というのも全然ありなのですが、私の場合、10年以上休止して気持ち的に行きにくくなりました。いつも練習していたメンバーは8割以上入れ替わり、一緒にやっていたメンバーで練習を続けていた人は当然昇段しており、感じる必要はないかもしれませんがやっぱり劣等感を感じました。
 
 なので再開にあたっては、月1回しかできなくても止めないことを自分に課しました。おかげでこの10年なんとか続けられています。練習量は少ないので全然昇段できませんが。しかも今年度はコロナ禍の影響で全ての審査がなく昇段の機会もありませんでした。

 練習しても全然うまくならないし、最近やっと平均して羽分け(射た数の半分ね)前後をウロチョロだし、ちょっと気を抜くと全然思ったところに矢は飛んでいかないし。だいたい落ち込んで練習を終えます。
 それでもなぜ弓道が好きなのか。それは敵がいないから。強いて上げれば弓道での敵は自分自身です。

 テニスとかで自分が勝つためには、相手が取れないところにボールを打ち込む必要があります。これは、卓球でもバドミントンでも一緒です。でも弓道の場合は、自分と的だけですから、中るも中らないも自分次第です。
 ほかの武道のように、手数や技術で相手を圧倒する、相手のスキを狙って打ち込むことで勝利するということもありません。審査の時も、相対的な評価ではないので「相手が強かった」という言い訳はできません。

 すべては自分に帰する。
 練習量が足りない、技術を身に付けていない、心が弱いなど、勿論他のスポーツ、武道でも同じことが言えますが、こと弓道に関しては、相手のせいには一切できません。入賞できないのも昇段できないのも全部自分のみにその原因は帰結します。道具での差というのも、ゴルフほどはないと思います。

 極論かもしれませんが、相手のスキを突くスポーツって、結局意地悪な人が勝つと思うんです。少なくとも弓道にはそういう要素はありません。
 なので陸上競技や水泳、スキーみたいな、タイムや記録をもって戦う個人競技は好きですが、これらのスポーツも会場のコンディションや道具によって記録が左右されるという側面がありますが、弓道は会場も道具も全国で大きく変わることはありません。

 団体戦とかでも、各人が必ず当て続ければ必ず優勝します。遠的や遠近競射の時は真ん中に当てないと厳しいですが。

 そういう自己責任にかかってるというのが、すごく合っていると思ってます。

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