後悔先に立たず。

　心から打ち込める仕事につきたかった。
　もっとも、そういう仕事に就けている人って、どれくらいいるんだろう。

　人生のほとんどの時間を過ごす”仕事”。それがただ生活の為だというのは、ちょっと寂しい。
　仕事で得たものも間違いなくあるけれど、何かを生み出したということは恐らくない。
　のちの世に、なんの影響も与えられないというのは、自分の人生のなんと無意味な事か。
　消費だけの人生に意味はあるんでしょうかねえ。
　ただもう先も見えてきて、後戻りできないところまで来ていますけど。

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