自分が好きじゃない。
もう晩年もいいところなのに、こんな思いを常に持っています。
何をやっても中途半端で、何一つ「これなら誰にも負けない」なんていうことがない。
承認欲求はとうの昔に捨てましたので、認めてもらおうなんていう気も今更起きませんが、色々な場面で役に立ってない自分を感じるにつけて、なんの為に生きてるんだろう、と思います。
とりあえず二人の子を育ててふたりとも無事成人して巣立ったことで、あとは自分の生活だけを考えれば良くなった。
とはいえ、まだ車のローンはあと少し、家のローンはまだまだあって、ま、家のローンは団信があるから、逝ってしまえばあとは払う必要はなくなる。
であれば、居なくなっても誰も困る人はいない。些少だけど生保にも入っている。
強いてあげれば、まだ読んでいない本、封を切っていないDVD・blu-rayがたくさんあって、やっぱちゃんと腰を据えて読みたいな、観たいなとか、沢山のコレクションを片付けてしまいたいなとか、弓も楽器ももっと上手になりたいなとかありますけど、それも、どうでもいいかなとふと思う。
生きている意味って考えると何もない。
驚く人はいるかもしれないけど、悲しむ人はいない。
でも生き続ける。その程度の存在だよなぁ。