日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「ツルネーはじまりの射ー」

2018年にTVアニメ(全13話)として放送された「ツルネ ー風舞高校弓道部ー」劇場版。
情報入れずに観に行ったら、TVシリーズの続編ではなく、新作カットを含めた総集編でした。

TVシリーズを観ていなくてもわかるまとめ方だったと思います。
ただ、大前提として弓道の専門用語が頻出しており、ここら辺わからないとついて来るの大変じゃないかなと、ちょっと心配になりました。

学生時代弓道をやっていた人って結構います。
競技人口は、13万4千人。うち約9万人が大学生以下の学生さん。社会人は4.3万人ですから、社会人で弓道やっている人って少ないんです。

試合は社会人も学生も的中本数を競います。中高3年、大学生で4年という限られた期間で高い的中率を出す事が求められる学生弓道と、少ない時間をやりくりしながら、試合だけでなく審査での昇段を目標にする社会人弓道はその取組に大きな差があります。
学生弓道は、初心者で初めて半年は的前に立たず、みっちりと基礎練習をするらしいのですが、社会人は、入門コースとかに入ると、週1回2時間程度の練習10回目くらいで的前に立ちます。なので、学生弓道経験者は社会人になっても基礎ができているので勘を取り戻せばあっという間に高い的中率を出してきます。自転車の運転と一緒ですね。
でも学生弓道出身者は社会人になると一部を除いて弓道を再開しません。学生時代やってた人に話を聞くと部活が辛かったという理由が多いように思います。
でも社会人弓道は、自分のペースで弓ができます。試合に出るもよし、審査を受けるのも自由。講習会もでたければ出ればいいし、出なくても誰も何も言いません。練習もしたければすればよいし、忙しければしなくてもよい。誰からも強制されることはありません。

彼らのように青春時代に弓道ができるのは、社会人とはまた違った楽しさ、苦しさがあるんでしょう。でもなにかに一生懸命仲間と一緒に打ち込むというのはとてもいい経験だし、特に自分を律することを求められる弓道は、学生にとってはとてもいい武道だと思います。

あ、全然映画の感想になっていませんね。
制作は京都アニメーション。相変わらずハイクオリティ。
弓道ものって、実写でやるとどうしても演者の力量が追いついていません。
例えば、凄く上手い先輩、とかでてきても基礎すらできていないように見えたり、弓道の達人的な役でも、経験のない人が演じれば初心者なのは明らかに分かります。
そういう意味で、ツルネの弓道作画は、射法八節をしっかり描いており、まるで見本をみているような動きでした。
会に入った時の馬手(右手)のプルプルしてるところ「あー会頑張ってんなー」とか、弓手(左手)の手の内とか本気で描いています。
先日V6の岡田くんが、次にやりたい武道は?」という質問に対して「弓道」と言っていました。
俳優として、ちゃんとした弓道ができるのは、それだけで仕事の幅が広がりますし、時代劇にもよく出ている岡田くんならではだなぁと思いました。

来年1月が第2シーズンやるそう。楽しみ!
(劇場版予告編↓)

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#ツルネ #弓道