仕事をしていると、いつも良くしてくれる人には手心を加えたり、ちょっと優先してやってあげたりすることは確かにある。人間だから仕方ない事かもしれないけど、それも度が過ぎるとよくない。
例えば、どう考えても企画として優れていたとしても、他方の”政治力”で覆されるのは、選ぶ側の人の私欲にほかならない。「恩を返す」とか「あの時やってくれたから」なんて言うのは、決定にあたっての”ノイズ”でしかなく、本来あるべき姿、より正しい方向に向かうことの阻害でしかない。
だから様々な進化は迷走することになるし、酷い時は害にしかならない。往々にして政治決着をした場合、余計な仕事が増え、結果損害を与えることも多い。
人と人との関係で報恩はとても大切な事とは思いますが、それを仕事に結びつけるからおかしなことになる。仕事に私情を持ち込んではいけないし、私情を利用するというのは下衆なこと。そういった関係に敏になっている状況が最近特に多く、巻き込まれてやらなくてもいい仕事が増えているのが今忙しい理由です。
重箱の角を突いて悦に入っていたり、上の人間と付き合いがあってその心象を悪くしないようにすることが仕事だと思っている上位者。ほんと頭悪いなーと思います。
部下をいじめてるという意識はなく、鍛えているとかいう勘違い。そのお陰で心を病んで休む人が出ているのに自分のせいじゃないと思っている。これっていじめの構造と同じです。全然悪気がない。
今の部署がお客様のTOPとのやり取りをすることが多いから、そういう考えに染まっていくんでしょうけど、事件は現場で起きている（by青島刑事）んです。上の人間が出てきて伝家の宝刀で解決してもしこりは残ります。
昭和じゃあるまいし、こういう仕事のやり方は辞めていくべきで、仕事に私情を絡めるのはホントやめて欲しいです。。
