日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

3.8%

今回の弓道四段審査は、2会場に別れて実施され、合計の合格率は5.7%でしたが、私の受審した会場の合格率は7/180、計算すると3.8%ということがわかり唖然。え?そんなに難関だったんだ…。
ま、合格している人もいるので合格率は結果でしかないんですけど、にしてもちょっと驚きでした。

そんな結果にもめげず今日は新入会員の方の指導。余計な力を入れない、使わない、弓の力をすべて矢に乗せればちゃんと飛んでいくんですけど、どうしても身体の様々な部分に力が入ってしまい力を乗せられないばかりか、狙いすらも狂わせる。
矢を飛ばし的に当てるという”作為”を”無作為”に行なうというのが弓道の難しいところです。
弓道=立禅などといいますけど、長く続けていると確かにその要素はあるなぁと思います。

弓道の指導をしていると、「〜のように」とか「〜をイメージして」とかが多い。
例えば「的に弓手の拳を送り出すように」とか「頭を上から引っ張られているように」とか「大木をかかえるように」とか。これが、指導される側の混乱を招く。
自分が分かりやすい表現(イメージ)が相手にとって分かりやすいとは限らない。とはいえ具体的に示そうと思っても表現しにくい動作が多すぎる気がします。
だから「この先生の指導は分かりやすい」とか、「あの先生は何言ってるかわからない」なんてことがよくあります。伝えたいことは同じはずですが、表現の仕方で分かりやすい、分かりにくいと別れてしまいます。
でもこれって日常生活でもいえることで、説明の上手い人下手な人は確かにいます。
説明だけでなく”言い方”もあります。
頭ごなしに言ったり、強く言ったりするのは駄目です。今はできるかもしれないけど自分も最初は苦労したはず。それを忘れて、いくら大切なことであってもそういう言い方をするのは指導者として基本的な部分が駄目だと思います。

弓道をやる人って人格者のように言われることがありますが、それって「猫好きに悪い人はいない」「釣り好きに悪い人はいない」的なのと一緒で、全然そんなことは有りません。素晴らしい人もいますし、そうでない人もいます。あたりまえですけど。

ただ私としては、そういう一般的な弓道をやる人のイメージを大切にしたいなと思っています。別に弓道界を背負っているわけじゃありませんけど、弓道弓道をやっている人のイメージを私の行動、言動で悪くしたくないんで…。

そんな思いで後進の指導にあたってます。ほんとは全然指導できる立場じゃないんですけどね。

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