午前中定期健診で通院。
最近、睡眠薬飲んでも4時間程度しか眠れない。途中起きてしまうこともあり、薬が増えた。
で、そのまま帰ろうと思った時に、そういえば今日「沈黙の艦隊」の初日だったことを思い出し、チェックしたらちょうどいい時間の回がありスマホで予約しました。
「沈黙の艦隊」は、1988年から1996年まで連載されたかわぐちかいじ作の漫画が原作。全32巻(文庫版16巻・愛蔵版11巻)を2時間にまとめるのはどう考えても無理。なので、原作に沿って米第7艦隊での運用を目的とした日本初の原子力潜水艦「シーバット」が、反乱を起こし、独立国「やまと」を名乗るところ、原作の冒頭部分まで。かなり豪華な俳優陣なので、続編ができるのか心配です。やってほしいけど。
キャストの見た目を漫画原作に無理やり寄せていないのはよい。海江田の大沢たかおは雰囲気出ている。海江田の防衛大同期で同じ潜水艦乗りの深町は玉木宏ですが、原作の野太い感じではなく繊細で優秀な感じ。
潜水艦映画って、外国では今もよく作られていますが、日本では以前は多く作られていましたが最近では、2005年に架空の潜水艦ローレライを主人公にした「ローレライ」、06年に特攻潜水艇回天を主題とした映画「出口のない海」くらい。潜水艦映画は、狭い潜水艦内の緊張感と音のない海底での敵艦と丁々発止が手に汗握る展開となり、外れがない。
「沈黙の艦隊」は奇抜な内容ではありますが、政治的な内容も含め、すごく面白い。映画ではどうしても派手な場面が多くなるのは仕方ありませんので、映画を観た人はできれば原作を読んでほしい。原作を読む為の入り口には十分な映画になっていると思います。