社会人になってこの方、ずーっと電車通勤。だいたい1時間くらい。満員電車なので、つり革に掴まれたり、いいポジションを確保できたときは、本を読むことが多い。家にいる時、家事をしている以外は、DVDを観るか漫画を読むか。家の中では本読む以外にできる事がいっぱいあるからね。
活字中毒の私にとって電車の中はすることがないと暇で々々…。座っていれば寝ることもできるけど、特に帰りの電車で酔っ払って、しかも座われたりすると必ずといっていいほど乗り過ごしてしまうし。
だから、どんな時でもほぼ立っています。
春先とかの行きの電車では、風景を観たりするのが好き。冬の雪景色も好きなんだけど、それ以外の季節はあまり変化がなくてつまらない。もっともこれは、新百合ヶ丘から新宿までの区間が家ばかりで、季節を感じる自然がないからなんでしょうけど。
で最近、ウォークマンで音楽聞いていることが多い。これが歌詞付きの、特に日本語の歌詞の場合、そっちに気をを取られてしまい、本の内容が全然頭に入ってこない。
そこで、聞いているのが、クラッシック。これが良いBGMになる。
今読んでいるのが先日映画を観たカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」なんだけど、専らエリック・サティを聞きながら読んでいます。これが妙に作品世界とあっていて良いのです。あとは、「ある日どこかで」のサントラ。これもなかなかお勧めです。
カラオケが控えている時は、本を読まずに歌詞カードを見ながら、曲を覚えることもありますけど、稀です。
クラッシック、特に静かな曲が憂鬱な通勤電車には丁度良いです。車窓を眺めていても別の世界にいるようで心地よい。