今日も実家に帰って役所関係手続き。まだ終わりませんが急ぎのものだけはとりあえず完了かな。
実家の土地家屋は、最終的には売却することになるけど、片付けもまだほとんど手付かずなんでしばらくはそのまま。とりあえず初盆まではお位牌に留守をお願いしてます。
実は今週末、甥が海外で結婚式を挙げます。両家の家族だけらしいので私は出席しませんが、姉貴はそんな状況で大変な時だったっぽい。父の時は姉貴にこういった事務手続きをお願いしたんだけど、今回私がやったのはそういう理由。
良いことなのか悪いことなのか、人が亡くなるというのは、いつも突然。周りの人の予定なんて全く関係ありません。交友関係も全て共有しているわけではありません。保険や預貯金口座の暗証番号どころか、どこに口座を持っているのかさえ知らない場合が多い。ところが、亡くなることでそういうことを確認せざるを得なくなる。
人はいつこの世を去るかわからない。
うちの母親は、昨年の入院の前後から少しだけですが認知症になっていていろんなことを多い出すのもすごく時間が掛かってました。筋力も落ち足腰も弱くなっていたので、高いところのものを取る事すらできなくなっていました。そうなってからでは遅いのです。
大切にしていたものも、私たちにとってはその価値はわかりません。何を残しておいてほしいのか皆目見当がつきません。
写真館に勤めていたこともあったと昔聞いたことがありました。そのせいか写真をたくさん撮っていて、アルバムも何十冊もあります。捨てるわけにもいかない。
致死率100%。人はいつか必ず死にます。それは間違いのないこと。であれば残された人にできる限りスムーズに"処分"と"引き継ぎ"ができるようにすること。それが人生後半ですることの中で最優先事項だと改めて思いました。