政治家というのは、国民が自分の意見を反映するために選んで議会に送り、そこで有権者の代表として意見を言うのがお仕事。森元総理大臣や、与党第一党の二階幹事長も選挙で選ばれた政治家。
これだけ民意を反映しない人がいまだに政治家をやっているというのが甚だ疑問ですが、間違いなく当選するくらいにたくさんの人が投票して選んでいる結果なんですよね。
オリパラ大会組織委員長をしている元総理大臣。多くのスポンサーから沢山の協賛費用を集め、更に延期になったからと言って追加でお金を払わせているから、主催者側から「中止しまーす」と軽々に言えないのは分かります。しかし、緊急事態宣言も延長され収束の見込みもなく、国民はびくびくしながら毎日を過ごしている。飲食店への一律1日6万円というのもよくわからない。ワクチン接種もスケジュール感がよくわからないし、そもそも安全性の担保はない。大学生は学校に行けず、医療従事者は疲弊していく。こんな状況でも「何が何でもやる」的な発言をいまだに続けている神経を疑います。
翻って世界をみると、参加各国も日本よりも厳しいロックダウンがあちこちで起きていて練習どころではない状況。それなのに「やらないという選択肢はない」とか「安心安全の基準は」と問われた森委員長は「基準があるかといえば、ないですよ」といったり、「安全と安心は皆が願ってやっているわけですから。事故があると思って列車に乗っている人はいないし、事故があると思って、飛行機に乗っている人はいないんじゃないか」とわけのわからないことを言う。「事故があると思って飛行機に乗らない」人はいませんが、既にエンジンから火を噴いている飛行機には誰も乗らないと思いますけど、森さんは乗っちゃうんですかね?
こういう意味不明な老害の皆さんが、どういう審判を受けるのか、次の選挙が今から楽しみですね。