春が好きという人は多い。新しい出逢い、花は咲き、引きこもり縮籠っていた生き物が一斉に活動を開始する。
夏は更にあらゆるものが開放的になり、心の箍までも外れる。
生命力が漲る春と夏がどうも苦手なのは、自分が冬生まれのせいかもしれません。
1年の中でいいなと思うのは、夏の終盤、蜩が鳴き始める頃から、木々が色づき木枯らしが吹き始める頃。冬も好きですが、真冬の凍える寒さはさすがに苦手。コートとかセーターとか、ファッション的には、冬の方が好きです。
そういえば、40年近く前から花粉症に悩まされ、その頃は花粉症なんて言葉もなくて、なんか春先になるとやたら鼻の調子が悪くなり、鼻詰まりかと思えば鼻水ダーダーになったりというのもやっぱり春。
さらに小さい頃は、春とか夏は、生き物の中で最も苦手な蛇が現れるのも春が苦手な理由。
そもそも人見知りなので、新しい出逢いとかにビビることはあっても全然ときめいたりワクワクしたりすることはありません。
春は新しいことを憶えないといけない季節って刷り込みもあります。
仕事や人間関係が落ち着いてくるのもやっぱり秋頃。
容姿も能力もないのに春になると季節に煽られて浮かれてしまいそうになり自己嫌悪に陥ることも。。
根が暗いんですね…(^^;)。