昭和40年男・50年男の姉妹誌としてついに”女”版登場。
気になっていたので買おうと思ったら、想定以上の売り上げで、あっという間に売切れ、一時は低下の倍以上で売買されていましたが重版がかかり、無事入手できました。
同い年のカミさんはずっと「昭和40年女」を出してほしいと言っていましたが、実際に発刊されたのが”昭和45年女”。とても残念そうでした。
ただ中を見てみると、ほんの少しの違和感はありつつも十分私たち世代でも楽しめるものでした。
表紙は見ての通り江口寿史。巻頭インタビューも江口寿史でした。
特集「私たちはコレでできている!」の漫画編は、当時花盛りだった少女コミック雑誌の特集。今はずいぶん減りましたが、小中高の頃の「りぼん」「なかよし」「花とゆめ」そして私も毎月買っていた「別冊マーガレット(別マ)」。少年誌も面白かったけど、少女漫画も面白い時期でした。
80年代アイドル、大映ドラマの特集もよい。
私たちの世代は”男子向け””女子向け”という区別があった最後の世代かもしれません。小さい頃から今以上に男女が分かれていた世代ですが、そのボーダーラインが徐々になくなってきた時代でもありました。
昭和40年女ではマーケット的に厳しかったのか、45年女にしたのは、団塊ジュニア、第2次ベビーブーマーをあてにした感じ?
女性よりも男性の方が、”ノスタルジーに金を落とす”ものと思いますので、今後姉妹誌の展開がどうなるか、興味津々です。