細田守監督作品の中で一番好きかもしれない。「時をかける少女」も好きなんだけど、おそらく「サマーウォーズ」は「時かけ」よりも多く見ていると思う。
今日金曜ロードショーでやってて、DVDも持っているのに何気なく見ていたら結局最後まで見た挙句に、おばあちゃんが亡くなってからもう涙が止まりませんでした。
特に、おばあちゃんの最後のお手紙、夏希が絶体絶命の時にアバターカウントが上がるところ、そしてクライマックスの手に汗握る最後の超絶計算。
フィジカルな部分は仮想空間で、現実世界はもっぱら文系なのが、自分的に合っていますw
開始早々、欲の権化のAI”LoveMachine”にアバターを乗っ取られた健二君(cv:神木隆之介)が、「ネットの中だからって何でもやっていいと思ったら大間違いだっ!!」と叫ぶシーンがあります。
ネットを始めてから私もずっとそう思っていました。
ネット黎明期には、自分と異なる人格をネット世界で表現していくということが半ば当たり前でした。
今でも、ゲームアバターの性別を変える人はいますが、私、そういうの無理だったんです。
昔はチャットルームとかであったこともない人と毎日同じ時間に集まってだべっていましたが、結局、文字のおしゃべりであっても地の性格は出てしまいます。
別の人格を形成するほど器用でない私としては、素のままでしか会話ができませんでした。
なので、その後SNSが始まっても、まったりゆったりと過ごしているので、炎上することもなく、いまだにmixiやfacebookを続けていられたりしますし、リアルオフとかあっても構えることなく参加できます。
因みにこのblogも私の日頃考えている事をそのまま書いています。だからとりとめも、まとまりもないんですが(^^;)。
おっと「サマーウォーズ」の話
細かく伏線を張っているにもかかわらず、115分でちゃんと回収していて、最後ハッピーエンド。
映画はこうでなければいけません。
今回のTVでは残念ながらカットされていましたが、エンディング、山下達郎の「僕らの夏の夢」これがまた良い。
観ていない人、お勧めです。
(予告編)
www.youtube.com