日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

やっと年賀状着手。

 昔は作るのも頂くのも楽しみだった年賀状も、今や年末の忙しい中流れ作業。しかも本来なら元旦に届くよう20日頃までに投函しないといけないのについ後回しになり、仕事納め後に作ることが多くなり、投函は大晦日ってことが多くなってきました。

 30年くらい前はプリントゴッコ。あて名は手書きでしたが、20年くらい前からは表も裏もPCですから、格段に作業そのものは楽になっているにも関わらず、この”作業感”はどうでしょう。

 今、年賀状を送っているのは、電話もメールのやりとりもしていない、20年、30年来の先生、先輩、後輩、友人。かつてはここに仕事の同僚にも送っていましたが、正月明けすぐに会うのに年賀状送るの無駄だよな、と思っていたら、会社も虚礼廃止を掲げてくれたおかげで、遠方にいる同期、先輩、後輩くらい数名に送ってるのみ。こんな感じだから送る枚数は激減して、かつては100枚以上作っていましたが、今年は41枚。ずいぶん減りました。

 うちの子の世代、平成初期生まれは、既に年賀状のやり取りをする習慣がない。確かこれまでは、この時期、駅の改札前とかに年賀状の特設販売コーナーがありましたが、今年はそれもなく、年賀状って過去のものって感じ。日本郵便によると、2021年用の年賀はがきの当初発行枚数を前年比17.4%減の19億4,198万枚とか。これは後10年もしないうちに年賀状は本当になくなるかもしれません。

 友人関係も様変わりして、住所や本名すら知らない友人は私もたくさんいます。そんな人とのつながりは、もっぱらSNSやメール。年賀状は送れません。それでも、年始ご挨拶は、SNSを通じてちゃんとやります。

 年賀状は、本来なら今年貰った年賀状を見返し、思いを馳せながら、一枚々々手書きするのが理想ですが、齢をとれば1枚書くにも時間が掛かります。当然、高齢者は年賀状を”卒業”していく。
 私たち世代もあと10年、長くて15年で年賀状仕舞いをすることになる。恐らく年賀状文化は、我々の世代から10個下くらいまでなんでしょう。
 もっとも、心がこもらなくなった形式だけの書簡に既に意味はなくなっているのかもしれません。

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