去年の3月末、新型コロナウィルスが拡大し始めた頃、開花宣言があったというのに雪が降りました。
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そして今回、オミクロン株拡大に合わせるかのように、関東地方で大雪警報。
当初は多少降る程度みたいな感じでしたが、昼頃から降りはじめすっかり街は雪景色。すでに10cmくらい積もってます。
これって、やっぱ”見えざるちから”を感じざるを得ません。
もっとも、神様のちからもさほど効果はなくて、結局はそれを受けとめた人の行動に依るところが大きいのですが。
「青天を衝け」で、三井組番頭の三野村(イッセー尾形)が、渋沢栄一(吉沢亮)に、晴れて三井銀行を設立した後、こんなことを言います。
「ただ、怖いのはね、渋沢様。あまりにも金中心の世の中になってきたってことですよ。今や誰もが金を崇拝し始めちまっている。こりゃあ、あたしら、開けてはならぬ扉を開けちまったかもしれませんぜ。」
あらゆることが経済(金)を中心に動いていて、命ですら二の次、三の次になってる。
それを否定することも今となってはできないし後戻りもできないけど、人間は果たしてそれでいいんでしょうかねぇ。
自分にできない事に対価を払う。それはよい事だと思います。でも人の欲望は果てがなく、よりよいものをより多く手に入れようとする。その欲があるから進歩があるともいえるのですが、必要以上に追い求めていないないかなぁ。
なんか、そういう人の行いに警鐘を鳴らしているみたいな気がするのは、穿ち過ぎですかね…。