今年度3回目のスポーツセンター主催の弓道入門と初中級講習会の補助をすることになりました。両方とも今回が初回。両講習会とも上限の9名の参加でした。
入門コースは3名が前回同コース受講の再履修組で、6名が新規組。とはいえ内容は同じものとのこと。なんで2回同じもの受けるんだろう…という疑問は実際教室が始まってわかりました。全10回のコースでは、卒業後一人で的前に立つのはちょっと危険なレベルです。ま、週1回2時間計10時間では、形だけは的前に立てますが一緒に練習するのはちょっと怖い感じ。中高生の部活なんて、夏休み前まで半年、長いところでは1年くらい的前に立てず射法八節とか、ゴム弓、巻藁練習だけやってた、なんて話も聴きますし。
そう考えると、普通に弓引いている弓友会のメンバーって結構凄いことやってるのかもしれないなーって思いました。それでも、いつまで経ってもちゃんと弓を引くのはやっぱり難しくて、今回講師のお手伝いをしてる私ですら、「教えるような射できてないんだけどなー」という思いはかなり強いです。
簡単そうにやっている弓道ですけど、実は難しいってことを理解してもらうのが”入門編”なのかも知れません。
基礎的なことですら身につけるのが大変な弓道ですが、今後練習を続けて、キレイな射形、所作で弓が引けたり、更に放った矢がしっかりと的中したりすることができると、こんなに楽しいことはありません。
願わくば、今回参加の皆さんが弓道の魅力に取り憑かれてくれるといいなぁw