日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

教師難の時代。

教員の志願者、減少続く 過去最低の地域も 全国68機関を朝日調査

 公立学校教員の2024年度採用試験の志願者は全国で計12万7855人で、前年度から6061人(4・5%)減ったことが各地の教育委員会への取材でわかった。教員の長時間労働が問題となるなか減少が続いており、採用試験を行う全国68機関のうち6割近い38機関で、24年度試験の志願者数がこの5年間で最低となった。一方、採用の仕方を工夫し、志願者を増やした地域もある。■採用試験の日程は地域によって異なるが、4~5月に出願▽7~8月に受験▽9~10月ごろ合格発表――という流れが一般的。現在、24年度採用試験が各地で進行中だ。朝日新聞は、採用試験を実施する47都道府県と20政令指定市の教委、大阪府から教員人事権を移譲された豊能地区教職員人事協議会の計68機関に、この5年(20~24年度)の採用試験の志願者数と採用見込み数(定員)を聞いた。■小中高校、特別支援学校、養護教諭など全ての試験区分の志願者数は、20年度(計15万1372人)から24年度にかけて2万3517人(15・5%)減少した。■24年度試験の志願者数がこの5年で最低だった38機関のうち、24機関はこの5年に限らず、把握できた範囲で過去最低となった。また、68機関のうち半数の34機関は、志願者数を定員で割った倍率もこの5年で最低だった。(9/19(火) 18:30配信 朝日新聞デジタル

教員免許持っているけど先生にならなかった一人です。
採用試験は受けたけど、補欠採用だったのも理由です。秋頃採用試験があって、その時点までで翌年度辞められる方の人数+αが本採用、それ以降に辞めることが決まった場合、補欠採用から順番に本採用になっていくという仕組みでして、私に採用連絡が来たのが3月中旬でその時に決まっていた会社の第1次研修が始まる3日前くらい。既に就職を決めていて、それに向けて引っ越しも終わっていました。先生になるのは夢だったのでかなり悩みましたが、結局お断りしました。
断った理由は、教育実習に行った時、生徒に向き合うのは楽しかったのですが、先生同士のやり取りがなんとも言えない雰囲気だったこと。
職員会議にも同席させていただきました。その時、特別学級担任の先生の研修報告があったのですが、先生方は誰も聞いていない。関係ない話かもしれないけど、少なくとも教師として生徒に相対している人達がこういう態度で教育に臨んでいるんだ、と幻滅しました。

最近よく話題になるブラック勤務状況を見聞きするにつけ、教員にならないでよかったなと。
教員ってなりたい人って決して少ない事はないと思うんです。でも結果的に”やりがいの搾取”状況が全く改善されていない。

私たちの世代は、日テレの青春ものや「3年B組金八先生」「熱中時代」など、教師もののドラマが多かった。かくいう私もこれらのドラマに感化されて教師になりたかったクチで、そういう人が多かったのか、倍率もすごく高かった。

今は、学校ものがあったとしても、熱血教師が生徒と同じ目線で一緒に成長していくというものより、先生の言うことなど意に介さず、生徒間の物語が多い。いじめや学級崩壊とか、先生になりたいと思う気持ちにさせるドラマが全くないのも志望者減少の原因のひとつだと思います。

昔とは時代が違うといってしまえばそれまでですが、今もドラマや映画で扱われる職業は、人気になることもある。ただ最近は、医療ものだとか、司法ものなどハードルが高すぎるわ…(^^;)。

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