日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「いちばんすきな花」

フジ木曜10時ドラマ・プロデューサー村瀬健・脚本・生方美久

本日最終回。2023年10月期ドラマの中で一番すきなドラマでした。

ストーリー
学習塾『おのでら塾』で講師をする潮ゆくえ(多部未華子)は幼い頃から二人組を作ることが苦手だったと感じている34歳。しかし、ゆくえには学生時代から気を許せる赤田鼓太郎(仲野太賀)という唯一無二の男友達がいる。
出版社『白波出版』に勤める春木椿(松下洸平)は、結婚を間近に控えた36歳。子供の頃から二人組になれなかった椿だが、妻というパートナーを得ようとしていた。
深雪夜々(今田美桜)は美容院『スネイル』で働く26歳の美容師。1対1で人と向き合うことに怖さを感じている。
27歳の佐藤紅葉(神尾楓珠)は、コンビニで働きながらイラストレーターを夢見ていた。紅葉は小さい時から1対1で自分に向き合ってくれる人がいないという思いを抱えている。
ゆくえはいつものように赤田とカラオケで会っていた。普段と違っていたのは、赤田が結婚すると告げたこと。数日後、ゆくえは赤田から突然の別れを告げられる。赤田の結婚相手がゆくえという女友達の存在を快く思わなかったからだ。
椿は恋人・小岩井純恋(臼田あさみ)と新居の家具選びなどを楽しんでいた。だが、椿は純恋を“彼女の男友達”に持っていかれてしまい、結婚は白紙に。
夜々は美容師の同僚と2人で飲みに行くのだが、友達以上の関係を迫られ、なぜ普通の友達でいられないのかと辟易。
そんなある日、紅葉はとある住宅を訪ねる。家から出てきたのは椿。紅葉が訪ねた人はすでに引っ越していて、そこには純恋と暮らすはずだった椿が住んでいたのだ。そこに、ゆくえと夜々も訪れ、年齢も性別も過ごしてきた環境も異なる4人の男女が顔を合わせ…。


男女が2人出会ってると”恋”?男女の友情はある?
全く別の人生を歩んでいた4人は、”2人組をつくるのが苦手”という共通の悩みがあった。その4人がちょっとしたことをきっかけに知り合い、椿さんの住む家に集まるようになる。
4人の悩みは、今の時代の生き辛さを象徴していてかなり共感。いろんな人にちゃんと合わせられて、スイスイと世渡りができる人はいいけど、そうじゃない人も確実にいて、自分は間違いなくそっち側の人間で…。
一言々々が毎回突き刺さるドラマでした。
シナリオも購入済(下巻はこれから発売)。

全部見ているわけじゃないけど、今期も恋愛ドラマ多かった。恋愛もいいけど、恋愛は人生の一部でもっと生きていく上で大切なものは間違いなくある。
脚本の生方美久は前作「silent」から注目していましたが、今回も素敵なドラマでした。
惜しむらくはスピンオフドラマ(全6話)が4話以降FODでしか観れないこと。DVD化の際はここら辺もカバーされるなら買おうかな。
主題歌は、藤井風の「花」。これも良き。


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