いつもの耳鼻科通院。
「どうですか。気になる事は有りますか?」
術後の経過はよく、鼻通りも悪くない。いたって好調ではあるのですが、ちょっと気になってる事があり聞いてみた。
「そーいえば、あんまし匂いがしないんですよね」と私。
そうそう、ここ数年どうも匂いに鈍感というか、微妙な香りの違いが分からなくなってました。全くにおわなくなると味が判らなくなるというので、そこまでではないにせよ、かなり強い香り、たとえば、大好きな金木犀の香りなども満開の木の下にいても判らない感じ。
先生曰く
「あぁ、それはね恐らく治らないと思う。もう少し早く治療を始めていればよかったけど、今となっては悪化を防ぐ程度しか出来ないなぁ」
と。
(T_T)。
匂いって、嫌な匂いもありますが、良い香りもあり、嫌な匂いだけ臭わないっていうのなら良いのだけど、すべての匂いが判らなくなるのは哀しいし、ほんとはもっと美味しいものなのかもしれないけど、鼻が莫迦になったばかりにちょっとしか美味しさを感じないってゆーのは辛いなぁ。
とはいえ、眼が見えない耳が聞こえないに比べれば、鼻の機能が無くなる事なんて大したことではない。息はできるし。
そんな状況。ちょっとだけブルー。