日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

ドナーカードもってますか。

hee2012-06-14


6歳未満脳死判定 15日摘出手術、移植へ 「息子誇りに思う」

 日本臓器移植ネットワークは14日、富山大病院に低酸素脳症で入院していた6歳未満の男児脳死判定が行われ、脳死と判定されたと発表した。15歳未満からの臓器提供を可能にした平成22年7月17日の改正臓器移植法の施行後、15歳未満の脳死判定は2例目。より厳格な脳死判定基準を適用する6歳未満では初めて。■臓器提供に当たり、男児の両親は「息子が誰かの身体の一部になって長く生きてくれるのではないか。このようなことを成し遂げる息子を誇りに思う」とのコメントを出した。■移植ネットは、男児が生前に臓器提供を拒否していなかったことを、家族の証言や健康保険証の記載などで確認。家族は心臓、肺、肝臓、膵臓(すいぞう)、腎臓、腎臓、小腸、眼球の提供を承諾しており、15日正午から摘出手術が行われる予定。■移植ネットによると、10日正午に脳死状態と診断され、12日夕に移植ネットのコーディネーターが両親に臓器提供について説明。両親親族8人の総意で決断したという。1回目の脳死判定は13日午前9時15分〜午後0時8分、2回目は14日午後0時19分〜2時11分に実施。脳死判定は6歳以上は6時間以上の間隔で2回行うことになっているが、脳のダメージの回復力が強い6歳未満は、間隔を24時間以上空けることが定められている。■18歳未満の子供は虐待が確認された場合は臓器提供ができないが、移植ネットは「病院が警察や児童相談所に連絡、虐待がないことを確認した」としている。(産経新聞 6月14日(木)20時16分配信)


 私は、身体は魂を入れる単なる器だと思っているので、死んでから使える臓器があるのならどんどん使っちゃってほしいと思い、ドナーカード(臓器提供意思表示カード)に署名し携帯しています。
 仏教では、人生は四苦八苦と言って、
 生・老・病・死の四苦と
それに加えた、
 愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離する苦しみ
 怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会う苦しみ
 求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られない苦しみ
 五蘊盛苦(ごうんじょうく) - あらゆる精神的な苦しみ
 とまあ苦しみのロイヤルストレートフラッシュなわけで、とはいえ、私程度の苦しみは大したことなく、もっともっと苦しんでいる人は多いと思います。
 特に身体的に苦労されている方にとって、移植をすることでそれが少しでも楽になるのなら、死んでからただの抜けがらとなった身体からの臓器提供は全然オッケーというのが持論です。ただ、結構酷使しているので、まともに使える臓器があるのか判りませんが…(^-^;)特に肝臓と目玉と肺は、絶対使えないだろーなぁ。
 6歳未満の子供の新鮮な臓器が困った人に提供される。本人の意思と言っても6歳未満では表明することも難しいので、良識ある大人の判断で、困っている人の為に役立てるというのは、ドライかもしれないけどこのご両親は素晴らしい判断をしたと思うのです。