日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

結婚21周年を迎えました。

 「この味がいいねときみが言ったから 7月6日はサラダ記念日」俵万智
 21年前の今日、カトリック高輪教会で結婚式をしました。
 21年すごいね。歳取るわけだ。26歳で結婚というのは、今の時代なら「早いなぁ」と思うけど、学生時代から6年付き合い、仕事に慣れてきた社会人3年目に結婚というのは当時一般的ではありました。ホントは、3年くらいは2人で働いて旅行とかいったりしてその後子供を…と思っていましたが、3ヶ月後には懐妊。要は"ハネムーンベイビー"という奴で、1回目の結婚記念日には長男がもういました。そんな長男も今年二十歳。
 20年以上一緒に暮していれば波風が無かったわけではありませんが、何となく続けられたのはお互いの努力の賜物(ここで、「お互いじゃないでしょ〜私の努力と忍耐だ」というチャチャがカミさんから入る…)。

 確かに結婚って、独身に比べたら色々と窮屈かもしれない。お給料だって全部使えるわけじゃないから好きなものを好きな時に好きなだけ買えないし、時間だって色々と制約される。女性にしてみれば、出産や子育てでは、男性がどんなに協力したとしても女性でないと対応できないことも多いから、男性以上に独身でいるよりも自由が利かなくなる。それを過剰に考えると「結婚なんてしなくてもいいんじゃね?」と思う人がいるのも仕方がないかもしれない。
 子供だって、小さい頃は本当に可愛いけど、いまじゃまるで一人で育ったような大きな顔をしている。
 昨日生まれた上野のパンダの赤ちゃんもかなり未熟状態で生まれてくるけど、人間の子供なんか、生まれてから数年はしっかりと保護しなければ死んでしまう弱い存在。それが、こちらの言葉や態度に反応し、言葉を覚え、自立していく姿を見るのは、寂しい半面これ以上の育成ゲームは無いと本気で思う。しかもかかる費用、時間ともに課金型オンラインゲームの比ではない。たまごっちで餌をあげたりうんちの片付けをするのとわけが違う。1回死んだらゲームオーバーだし。

 子供がいなければ、21年目は迎えられなかったかもしれない。そういう意味ではまさに”子は鎹”だ。問題は、子供たちが親元を離れ独立をしてしまった後。最近は「猫でも飼おうか」という話をする事も多い。私も猫は嫌いじゃないが、飼うなら犬がいい。なんといっても「ただいま〜」と家に帰ってくると「お帰り、お帰りっ!待ってたんだよ、遊んでよっ!」って感じで玄関までお出迎えをしてくれるのは犬じゃなきゃしないでしょ(飼った事が無いので判りませんが)。
 
 そんなこんなの21回目の結婚記念日。
 結婚記念日には、毎年花を買って帰ります。今年はこんな感じ↓。

花束ひとつで1年間を無事過ごせるなら安いもんです。