日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「宇宙戦艦ヤマト2199・第五章望郷の銀河間空間」を観る。


 (今回も多少ネタバレ要素含みますので、先行上映をご覧になられる方、TV放映を楽しみにしている方は、まわれ右♪してください。)


今回は転勤したのでいつもの新宿ピカデリーではなく、横浜ブルク13で観ました。午後一の回で20人くらい?少ない…。


さて劇場先行公開をしているリメイク版ヤマトも第五章。TV的には、
第15話「帰還限界点」
第16話「未来への選択」
第17話「記憶の森から」
第18話「昏き光を超えて」
の4話が今回劇場公開されました。今月からTBS系でTV公開もスタート。先行上映も6月15日から第六章「到達!大マゼラン」、8月24日に最終第七章と公開日も決まりいよいよラストスパート。


 ヤマト艦内での対立、ユリーシャと雪の関係、霊媒体質の百合亜ちゃんは?と、前章からの伏線がいっきに花開く。旧作では1度しか戦っていなかったドメルの強さも、前章でガトランティス軍を完膚なきまでに叩きのめし、今回もあと一歩のところまでヤマトを追いつめることで最強の軍人だという印象が強くなる。
 更に旧作でも名エピソードとして有名だけど劇場版ではカットされていたビーメラ星の話も織り交ぜなかなかいい作りでした。
 古代守と真田志郎が、防衛軍の同期という話は、旧作でも語られていましたが、今回更にそれを深堀していて、これまたよい演出。今回真田さんが、「中原中也詩集」をオフの時いつも手に持っていてそこら辺の説明もありました。
 それと、航海の遅れをカバーする亜空間ゲートの話は、ちょっと出来過ぎ感は強いけど、でもまぁガミラスが銀河辺境までその版図を広げていることを考えると、こういう道具をつかっていても不思議ではないし、それを逆に利用しちゃうというのも面白い。新キャラの篠原も斥候で更に印象に残る活躍。ヤマトがゲート侵入後、待ち受ける大艦隊に猪突猛進するのもなかなか勇ましく、沖田戦法をまざまざと見せつけるよい演出。



 旧作は、1年4クール予定が、視聴率低迷で26話になったおかげで、通してみると緩急のバランスが悪い。だから劇場版はシンプルにまとめて大成功だったわけですが、今回最初から26話と決めて作っている為、全体を俯瞰してみえるわけですから、いい感じで時間を使えています。残り8話約4時間分充分楽しめそうです。


 TVも始まりましたが、やっぱりヤマトは映画で観る方がだんぜんよい。ヤマトの映画が当たったのも、あの巨艦を小さなブラウン管ではなく大きな劇場スクリーンで見たいという欲求からに他ならない。宇宙もの、ロボットものは劇場で見るに限ります。

 6月楽しみ!