神奈川県地方審査の参段審査が、鎌倉武道館であり、同じ弓友会のメンバー3人と受審してまいりました。
結果は、わたくしを含め4人共不合格orz。
今回受審者148名うち合格者15名と、合格率は約10%。
実技では、ひと組(2本)を射ます。順番は、弐段認許を受けてからの年数で決まります。私は、平成九年に弐段になっているので、順番は148人中143番とかなり後の方。
なので、先に筆記試験を受けました。
課題は、
「残心(身)について述べよ」
「基本体の重要性について述べよ」
の2問から選択し、B4版の用紙にめいっぱい書かないといけない。とりあえず残心(身)についての方を書きましたが、まぁこれは基本的な事なんで、これで落ちるということはまずない。もっともこれが書けたからと言って加点があるわけでもないんですが。
で、実技なわけですが、とにかく射場の床がすべる々々。弓を立てようとするとするりと滑り、2,3度立て直しました。これも減点対象。更に射た矢は、1本は9時の方、2本目は12時の方に外し、この時点で評価外。
参段って最低1本、出来れば1本目に中てないと、お話になりません。それどころか、2本中てても合格していない人が結構いました。射場に入り、射て、退場する。この動作すべてが審査の対象なのです。。
確かに、練習でも中りは出ていなかったし、現時点で参段の実力があるかと言えば微妙。今回初の参段受審なので「あわよくば…」的気持ちもなかったかといえばウソになります。しかし、合格率10%は伊達じゃなかったです。まぐれでは到底合格出来るもんじゃありませんでした。
弓道を始めて、家庭の事情や仕事を理由に長いブランクがありましたけど、結局言い訳なんですよね。参段の壁が厚いのは判っていたし(でもここまで厚い壁とはシラナカッタ…)。更に高みを目指そうと1年前から復活をした以上、もう逃げるのはやめます。全てを擲ってとまでは行きませんが、もう少し真剣に今後取り組もうと思いを新たにしました。
2回目3回目の受審で合格すればかなり優秀という事も今回判りました。今年度は、今回が第1回で、あと8月・11月・2月の3回残ってます。なんとか、今年度中に合格の報告がこのblogでできるよう、頑張ろうと思います。